雲龍の滝





幅広い直瀑です 滝上にはまだ紅葉が残っていました



紅葉の滝姿



「雲龍滝」にアタックしたメンバー
<はなごやさん撮影 プライバシー保護のため加工済み>
(左から、はなごやさん、Fujikenさん、ホージロー、Tak隊長です)



鳥取県八頭郡若桜町諸鹿広留にある「雲龍の滝」です。
落差28m。幅広く白布を垂らしたような勇壮な直瀑です。
この滝は、「大鹿滝」「出合いの滝」等と並び、
「諸鹿七滝」と呼ばれる滝の1つです。
七滝の中では最も規模が大きく、その迫力はなかなかのものです。
実は、この滝は6年半前に同渓谷を訪れた時にも単独アタックしたのですが、
その時は、笹藪に阻まれ、道具も不足していたため、
途中リタイヤしたという苦い思い出があります。
今回は、この滝の経験者の皆さんに案内していただき、
見事リベンジを果たすことができました。
(この滝にアタックした4名のうち初訪滝はホージローだけでした。)
念願かなって目にした滝姿は、紅葉にも映えて大変美しく、
しばらく見惚れてしまいました。
鳥取県下でも屈指の名瀑でしょう。
滝へは、「出合いの滝」までは同じですので、そちらを参照してください。
「出合いの滝」からは、「雲龍の滝まで450m」の標識に従い、川沿い右岸を上ります。
しかし、滝見道はすぐに笹藪に覆われ、不明瞭になります。
大きな倒木を越えた辺りからは一層不明瞭になるので、
できればマーキングをされた方が良いかもしれません。
藪漕ぎをしながら川沿いに上ると、やがて崩落ポイントがあります。
ここを藪に掴まりながらトラバースします。(かなり危険です。)
崩落ポイントを過ぎたら河原に下りて、川を2,3回跨ぎながら上流へ進みます。
すると間もなく滝が姿を現します。
なお、このルートは距離は450mですが、
道迷いや滑落の危険があるので、初心者向けではありません。
できれば経験者の方に同行してもらうのが良いでしょう。
また、行程を考えると履物はスパイク長靴が良いでしょう。
また、熊の生息地域ですので、対策もお忘れなく。
2014.11.16撮影 SONY NEX-6


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