天皇滝



上段(落差10m)



下段(落差6m)より(ここからは上段が見えません)


上段滝口 下段滝口より




なかなか立派な滝です



滝壺



林道分岐点(滝は駐車スペースの奥へ)


岡山県真庭市荒田重則にある「天皇滝」(別名:ショウ滝)です。
落差16m。上下2段からなる勇壮な段瀑です。
隠岐に流されるおりに、後醍醐天皇がこの地を訪れたことから、
「天皇滝」と呼ばれるようになったそうですが、
その名に負けない堂々としたなかなか立派な滝です。
民家から100mほどの所にあるのですが、
滝前が木立に覆われているためか、かなり近づくまで滝の存在がわかりません。
滝のすぐ脇を山道が通っているのですが、
そこから滝への至る滝見道のようなものはなく、
木に掴まりながら急な斜面を渡っていくので、少々危険です。
上段の滝前へ行くのは、慣れた方以外はやめた方がよいと思います。
また、下段へも林の中を下りていくので、十分注意が必要です。
以上のことから、滝までの距離は知れていますが、
この滝は、滝見の中・上級者向けの滝でしょう。
滝へは、国道181号線を勝山から新庄方面へと進みます。
新庄川に沿ってしばらく走ると、やがて道が川を跨ぎます。
その先の道路左手に重則集落があり、小さな支流の重則川が流れ込んでいます。
国道から集落内へと入り、川沿いに200mほど進むと、
集落の外れに写真の林道分岐点があります。
その辺りに車を停め、左の山道を進むと間もなく滝が見えてきます。
ただし、山道からだと、木に遮られて滝はあまり見えません。
滝近くへ行くのは危険ですので、行かれる場合はあくまで自己責任でお願いします。

2011.3.26撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH1  Canon IXY 30S


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