上部の流れ
県道脇の標識（分かりづらいです）
奈良県宇陀市室生上笠間にある「小原の滝」（別名：小原滝）です。
落差７ｍ。笠間川が屈曲しながら流れ落ちる渓流瀑です。
この滝は、滝友のるみさんにご案内頂いた滝で、
県道７８１号線の道沿いにあるドライブスルーな滝です。
ただし、道路脇からは俯瞰的に見下ろすだけなので、
この滝のよさは分かりづらいです。
滝前に行くには、踏み跡を辿り、滑りやすい岩に気をつけながら下りる必要がある。
これが意外とスリリングなので、慣れていない方はやめた方が良いでしょう。
しかし、滝前から見ると、ゴルジュ状の岩間に滔々と流れえ落ちる姿となり、
こちらが断然よいポジションであることは間違いない。
危険を冒す価値は、十分にあるかと思う。
一つ残念なことは、流域に集落や田畑が散在するため、
水質はお世辞にも良いとは言えないことである。
水の色、臭い共に清流とは、ほど遠いものである。
滝へは、国道３６９号線から県道７８１号線へと入り、東進します。
小原地区を過ぎると道路左手に緑のフェンスがあり、
その右手に、少し分かりにくいが「小原の滝」の石柱があります。
滝はそのフェンスの脇に落ちています。
２０１８．４．２９撮影 SONY α7 SONY Cyber-shot DSC-RX100
