鳴ヶ滝





右岸展望所より 左岸滝脇より



深緑とのコントラストが美しい



滝壺は広いが意外と浅い



滝周辺の様子


神野瀬発電所手前の分岐 右へ(滝まで2.8km) 林道入口 ここから悪路(滝まで1.2km)
100m手前の「曲谷橋」 やや手前に駐車可能 滝見道入口の階段 標識あり


広島県三次市君田町櫃田の「神之瀬峡」にある「鳴ヶ滝」です。
落差8m、滝幅6m。美しい流れを見せる小さな分岐瀑です。
この滝は、多くの滝を持つ「神之瀬峡」を代表する滝の1つで、
道の駅「ふぉレスト君田」の観光地図にも載っています。
かつてこの地にあったたたら村の娘「おなる」と龍神にまつわる悲恋の話があり、
「おなる」が、滝壺に身を投じて亡くなったことから「鳴ヶ滝」と呼ばれているそうです。
なお、この滝の上流にも通称「上の滝」と呼ばれる3段の段瀑があるそうですが、
道もなく沢を遡上するそうなので、この日は時間の都合上諦めました。
滝へは、三次市街から県道39号線を北上します
道の駅「ふぉレスト君田」の所を左折、県道456号線へと進みます。
道なりに進むと「沓ヶ原ダム」の奥に「神野瀬発電所」があり、
その手前の橋の袂に写真つきの案内板があります。
案内板の所を右折し、1.6kmで写真の林道入口があります。
ここからの林道は大変狭く、コンクリートの簡易舗装はしてあるものの荒れています。
普通車や大型のRVはここに駐車して歩いた方が良いでしょう。
小型RV(軽自動車)なら何とか滝近くまで行けますが、
離合、転回場所も少ないので、あまりお勧めしません。
ホージローは時間の都合で、エスクードで突入しましたが、
転回場所や駐車スペースに困りました。
写真の「曲谷橋」(滝まで100m)の少し手前の路肩がやや広いので、
転回、駐車(1台分)するならここが良いでしょう。
ここから徒歩3分で滝見道入口の階段、そこから徒歩5分で滝に着きます。
階段から先は回廊状の遊歩道が滝下まで整備されていますが、
最初の階段を下りた滝口付近で1度渡渉するので、
水量の多い時は長靴が必要になります。
また、当日は真新しい熊の糞を見つけたので、その対策もお忘れなく。

2016.8.28撮影 SONY SLT-α77VQ  SONY Cyber-shot DSC-RX100


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