無明の滝






林道より(けっこう落差があります)


滝正面より 滝上部
流れの美しい滝です 滝直下より




水量もよくラッキーでした


府道からの分岐<市野々バス停>(直進) 登山道入口の三叉路(左へ)
高龍寺ヶ岳登山口 滝手前の砂防堤




駐車スペース(1台分) 奥に滝が見えます


京都府京丹後市久美浜町市野々にある「無明の滝」です。
落差40m。岩肌を姿を変えながら水が流れ落ちる美しい滝です。
この滝は、以前にも滝を紹介していただいた、
丹後在住のkiuchaneさんからの情報で知りました。
こんな身近(我が家から1時間ほど)にまだまだこんな立派な滝があろうとは、
滝見は本当に奥が深いと改めて感じました。
滝へのアプローチも簡単で、気軽に滝見できます。
滝へは、国道312号線友重から府道706号線へ進みます。
布袋野集落手前の分岐を府道671号線へと左に進みます。
道はすぐに市野々集落に入ります。
集落内の「市野々バス停」前の分岐を集落内へと進みます。
集落を過ぎて道なりに進むと、間もなく写真の三叉路があります。
そこを「高龍寺ヶ岳登山口」方面へ左折します。
するとすぐに害獣よけゲートがあり、それを開けてさらに進みます。
(この日はゲートがなぜか撤去されていて、そのまま入れました。)
林道は全線舗装されていますが道幅がやや狭く、小型車か軽自動車向きです。
滝まではそんなに距離もなく、滝前まで車で行けますが、
転回場所を含めて、駐車スペースがあまりありません。
砂防ダムの50mほど手前に少し広いところがあるので、
小型車以下ならそこで転回、駐車可能です。
滝はそこから100m弱の距離です。
2010.3.7撮影 Panasonic LUMIX DMC-G1  CASIO EXILIM EX-H10









今回は水量少なめ



深緑が綺麗だけど、やはりこの滝は長雨の後がいいかな


滝前に設置された標識 同じく車の転回場所を教えてくれる標識
地元の方が立木を伐採されました 林道入口の標識も新しくなりました


実に、5年4ヶ月ぶりの再訪です。
今回再訪した理由は、先日、地元市野々の方からメールを戴き、
滝周辺を整備されたと伺い、久しぶりに行ってみようと思ったためです。
滝までの道中は、5年前とはだいぶ変わっており、
要所要所に、丁寧に案内標識が設置されていました。
以前は、林道入口に朽ちかけた登山道の標識があっただけで、
滝そのものの案内はなかったのですが、今回は詳しく案内されており、
久しぶりにもかかわらず、迷うことなく辿り着くことができました。
滝前も、砂防堤内の木々が伐採され、大変見通しが良くなっていました。
ただ、メールのお話のとおり、木を切っただけになっているので、
景観的にはもう少し整備をされた方がいいかもしれませんね。
しかし、地元有志の方々のおかげで、以前より好条件になったのは間違いありません。
地元の方々の熱い思いを感じました。
でも、予想していたとはいえ、滝そのものは、水量的にはイマイチでしたね。
行きやすくなったので、またのチャンスに。

2015.7.4撮影 SONY NEX-6









今回は水量も十分 なかなかの迫力ものです



滝下からだとかなり寝て見えるので、奥行きがあることが分かります



遠望 見え方の違いが面白いですね


新たに設置された説明板 林道からの降り口も作られていました


前日にかなりの大雨が降ったので、増水を期待して再訪しました。
予想通り、水量たっぷりの滝姿を拝むことができました。
この滝は、普段から水が少ない言われているだけに、
こういう機会に恵まれたのは大変ラッキーでした。
やはり水量があると、かなりの美瀑ですね。
「霧降りの滝」「味土野大滝」と並んで「京丹後三名瀑」と呼ばれるのも納得です。
ちなみに、昨年、京丹後市の指定文化財に認定されたようで、
滝前には真新しい説明板が設置されていました。
滝周辺や林道も、つい最近、草刈りが行われたみたいで、
快適な状態で撮影ができました。(普通は藪漕ぎだよね)
地域の方の滝への思いが伝わってきます。
なお、今まで参考にしたネット情報に従い、
滝の落差を25mと紹介していたのですが、
説明板に落差40m、全長62.6mと表記されていたので、
公称値の落差40mに訂正させていただきます。
まぁ、初訪滝時から30m超級の滝だなとは思っていたのですが、、。
にしても、全長は実に62.6mかぁ。
滝下から見るとかなり寝て見える理由が分かりました。

2016.8.30撮影 SONY SLT-α77VQ  SONY Cyber-shot DSC-RX100


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