鱒返し下の滝
滝正面より | 右岸から | |
滝口と見事な双璧 | 滝裏より |
滝壺は深く立派でした
裏見ができる美しい直瀑です
鱒返しの滝との分岐点(左の川沿いの道へ)
川の分岐点(渡って右の支流へ) | 途中にあるはしご(これを登ります) |
鳥取県東伯郡琴浦町山川木地にある「鱒返し下の滝」です。
落差約13m。絶壁を割るように流れ落ちる美しい直瀑です。
この滝は有名な「鱒返しの滝」の下流にある滝で、
その存在は以前から知っていたのですが、
案内板等が無いため詳しいアプローチの仕方が分からず、
今まで訪滝できていませんでした。
ところが、ネットで下流から沢歩きをしていけば何とか行けることが分かり、
早速アプローチしてみました。
沢は何度か川を渡ったり、大岩を越えたりしないといけませんが、
意外や踏み跡程度の道らしきものもあり、
迷うことなく辿り着くことができました。
途中には写真のはしごが掛けてあることから、
けっこう訪れる人が多いのかも知れませんね。
滝へは、「鱒返しの滝」遊歩道入口までは「鱒返しの滝」と同じですので、
そちらを参考にしてください。
遊歩道入口からは、遊歩道に進まず、左の川沿いの道を進みます。
すぐに写真の川の分岐点に出るので、そこを渡り、支流へと入っていきます。
踏み後を辿りながら、川に沿って進むと、
やがてはしごがあります。それを登ると間もなく滝が遠望できます。
でも、そこからは大岩や淵があるので、これらを越えるのが大変です。
危険な箇所もあるので、滝見初心者には向きません。
最後の大岩を左岸(上流ぬ向かって右)側から捲くと
滝の正面へ出ることができます。
滝壺に沿って対岸へ渡れば裏見をすることもできます。
滝までの距離はあまりありません(約300mくらいでしょうか)が、
川を渡ったり、大岩を越えたりするのでけっこう大変です。
(履き物は、長靴、沢シューズ等が必須です。)
しかし、その苦労を忘れさせてくれるほど美しい滝でした。
2010.11.27撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH1 Canon PowerShot S90