久曽木の大滝






右岸側より


左岸側より 滝壺も立派(深さはないです)
紅葉は終わり スケールの大きな滝です


高捲きポイント@(下2の滝手前) このテープを辿ります
高捲きポイントA(くの字に登ります) 夕日に映える紅葉


鳥取県八頭郡若桜町小船にある幻の滝「久曽木の大滝」です。
落差50m。スケールの大きな美しい分岐段瀑です。
この滝は、国土地理院の地形図にも載っておらず、
長い間、その存在を知られていなかった幻の滝です。
ホージローは、2008年9月にチャレンジしたのですが、
道も大変不明瞭な悪路で、かなり危険な箇所が多かったため、
「下2の滝」(階段滝)まででリタイヤしました。
今回、大杉谷でお世話になった、はなごやさんのご紹介で、
Takさん達のツアーに参加させていただきリベンジすることができました。
渓谷入口までの林道は新たに整備されていたものの、
渓谷内の山道は、以前よりも一段と荒れており、
危険と感じた数本の丸太橋は、全て朽ち落ちていました。
しかし、Takさんに案内していただいた捲き道のおかげで、
無事に幻の大滝を目にすることができました。
念願叶って目にした大滝は、公称よりもはるかに大きく、
ざっと見た感じでも60m超級の大滝でした。
落差、水量、美しさともに十分で、S級の美瀑です。
惜しむらくは、紅葉がすでに終わりを迎えており、
景色的には少し淋しい感じがしました。(まぁ、贅沢ですね。)
滝へは、29号線戸倉峠鳥取県側にある小船集落南側にある林道を入ります。
久曽木谷川沿いに1.5kmほど走ると駐車場に着きます。
そこからしばらく林道(2014年11月現在工事中)を歩くと分岐点があり、
そこを左の林道へ進みます。(この分岐は以前はありませんでした。)
やがて広場があり、そこから山道に入ります。
ここから道は細くなり、川沿いのかなり荒れた道になります。
途中、滝見道が崩落し、トラバースする所や橋が落ちている場所あり、
「下2の滝」まででも危険の連続です。
「下2の滝」脇の落石のあった丸太橋は落下しており、
その30mほど手前の枝沢から右岸の高捲き(ポイント@)に入ります。
(キラキラのピンクテープを目印にしてください。)
「下2の滝」を高捲き、再び河原に下ります。
しばらく進むと、再び道が不明瞭になります。
ここで高捲きポイントAへ入ります。
明確な場所は説明しづらいので、テープを探してください。
(Takさんいわく、「迷ったら振り向いて目印を探す」そうです。)
2度目の高捲きをすると、道は獣道程度の山腹トラバースルートに入ります。
間もなく「下1の滝」が右下に見えてくると、しっかりとした道が現れます。
それを辿り、「下1の滝」の滝上を左岸へ渡れば、大滝はもうすぐです。
あとは、左岸側を登って行けば問題なく着けます。
あくまでもこれは、ホージロー達が辿ったルートで、
渓谷内にはかなり古い山道跡(石組みがされています)があり、
それが道迷いの元にもなっています。
おそらく、この滝はかなり昔には人がよく立ち入っており、
そのころは滝までしっかりとした山道があったと思われます。
それが廃れ、いつしか忘れられて幻の滝になったのではないでしょうか。

<警告>
なお、簡単にルート案内を書きましたが、
はっきり言ってこの滝は上級者向けです。
途中、滑落や道迷いの危険性のある箇所が多く、
初心者が簡単に行ける滝ではありません。
行かれる場合は、それなりの経験を積み、
この滝の経験者の方に同行してもらうことをお薦めします。
ホージローもTakさんを始め、滝見上級者の方々と一緒だったので
何とか辿り着けたと思います。
繰り返しますが、無理をすれば事故に繋がります。


2014.11.15撮影 SONY NEX-6  Canon PowerShot S100









滝正面より 紅葉はちょうど見頃



正に美瀑


3年前と同じく、滝友のTakさん主催のツアーに参加して再訪しました。
前回は、紅葉にはやや遅く、冬枯れに近い感じでしたが、
今回は、紅葉真っ盛りで、水量も多く、とても綺麗でした。
台風の影響で、林道が荒れ、滝見道も以前にも増して不明瞭になっており、
2ヶ月ぶりの滝見再開で、リハビリ状態のホージローには、正直つらかったですが、
がんばって登ってきた甲斐がありました。
こんな滝姿を見てしまうと、また季節を変えて来てみたいと思ってしまいました。

2017.11.3撮影 Canon EOS M3


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