禍誤除けの滝





滝見道より 見おろし 滝正面より



なかなかの美瀑です







滝向かいの岩棚下から覗き込むように



下流より



滝前記念写真(はなごやさん提供)
プライバシー保護のため加工済



滝見道入口 矢筈トンネル入口脇 滝の案内板 全長1kmの周遊路です
滝への標識 遊歩道はよく整備されています 分岐点(左:禍護除けの滝 右:千畳岩)


長野県下伊那郡喬木村氏乗矢筈にある「禍誤除けの滝」(別名:禍誤除滝、加護受けの滝)です。
落差30m。大きな岩棚から流れ落ちる美しい直瀑です。
この滝は、今回の長野遠征で行ってみたかった滝の1つで、
滝友のはなごやさんにご案内頂き訪滝しました。
この滝は、かつては「加護受けの滝」と呼ばれている時期がありましたが、
古来より、この峠を通行する人々が、禍(災い)誤(あやまり)がないように、
この滝を「禍誤除けの滝」と呼んで通行の無事を祈ったと言い伝えられたことから、
平成18年に正式に「禍誤除けの滝」と改められたそうです。
しかし、現在でも一部の地図等には、「加護受けの滝」の表示が残っています。
この滝は、厳冬期には氷瀑になるそうで、機会があれば、そんな姿も見てみたいものです。
滝へは、喬木村役場から県道251号線を東進します。
「矢筈公園キャンプ場」を過ぎると、間もなく「三遠南信自動車道」の矢筈ICがあります。
矢筈ICに入らずにそのまま旧道を進むと、「矢筈トンネル」の脇に滝見道入口があります。
写真の案内板付近に数台駐車可能なスペースがあります。
滝見道入口からはやや傾斜のある山道を標識に従って進めば、徒歩約15分で滝に着きます。
途中、分岐点があり、「千畳岩」方面へ進めば、「千畳岩の滝」を見ることができます。
また、「禍誤除けの滝」から下流方面へ進めば、木鉢洞に懸かる「くりん滝」を見ることができます。
滝周辺は、1週40分ほどの周遊コースとしてよく整備されていますが、
熊の生息地域でもあるので、熊鈴等の対策はしておいた方が良いでしょう。
この日も、遊歩道上に比較的新しい熊の足跡を見ました。

2017.7.2撮影 SONY α7  SONY Cyber-shot DSC-RX100


inserted by FC2 system