権現の滝






脇滝を従えた堂々たる大滝です


滝正面より 滝下流から
滝直下より 参道より遠望



陽光射す滝口



恒例の滝前記念撮影(はなごやさん提供)
プライバシー保護のため加工済



宝鏡神社の滝
<仮名>


以前はこの滝と勘違いしていました


降下ポイント分岐点(踏み跡を左へ) 展望ポイントの二股路(左にすぐ滝が見えます)
降下ポイント(少し下流側に下って、あとは直進) 参道から見るとこの杉の辺りが降下ポイント


福井県三方上中郡若狭町神谷にある「権現の滝」(別名:大滝、宝鏡の滝)です。
落差30m。宝鏡神社奥の院の参道脇に懸かる勇壮な段瀑です。
この滝は、若狭町の「名水を生かしたまちづくり実行委員会」のHPで
その存在を知ったのですが、HPに掲載されているが間違っており、
えだ2さんにご指摘を受けるまで、別沢の滝と勘違いしていました。
えだ2さんからの宿題を果たすべく、リベンジの機会をうかがっていたところ、
福井在住の滝友のるみさんから発見の方向を受け、
詳細なルート案内も頂いたので、滝友のはなごやさんとアタックしてみました。
神社から「宝鏡神社の滝」(仮名)の脇の参道を道なりに上っていきます。
参道は、途中、やや分かりづらい所がありますが、
しばらくは川沿いに登って行き、途中から右岸側の尾根へと登って行きます。
尾根に取りつく最後のヘアピンカーブ状の所の小尾根が降下ポイントです。
写真の杉が目印ですが、参考になるかどうか、、。
カーブのすぐ先に写真の分岐があり、左斜面の踏み跡を登ります。
参道を50mほど直進すると二股分岐があり、左手に滝が遠望できます。
(訪滝時は、水量もあり冬枯れしていたので、はっきりと確認できました。)
降下ポイントは、写真の倒木あたりなのですが、
はっきり言って、獣道程度の踏み跡なので、非常に不明瞭です。
基本的にはやや下流側に下ってから、滝下まで緩やかに直進で下って行くイメージです。
ただし、この斜面は傾斜が結構あり、滑落の危険性もあります。
スパイク長靴必須ですし、一般的にはお勧めできません。
何とか、滝下に下りるも、そこは最下段の滝下で、上段は葉隠れして見えません。
中段付近に登ろうにも、右岸は急傾斜、左岸は斜面が崩落状態。
はなごやさんと相談して、崩落地をよじ登ることにしました。
何とか崩落地をクリアすると、目の前には見事な大滝が、、。
念願の体面にしばし、感無量で言葉を失いました。
苦労の甲斐があったというものです。
るみさんは、滝前にトラバース気味に下りたということだったので、
辺りを見回してみると、それらしいトラバースルートがありましたが、
こちらもかなり危険そうなルートだったので、ホージロー的にはパス。
帰路も来たルートを滑落の恐怖と戦いながら戻りました。
一応、滝案内的には書いていますが、かなりの危険ルートです。
はっきり言って滝見上級者向けです。
訪滝には、それなりの装備やルート開拓の知識と経験が必要でしょう。
行かれる場合は、自己責任でお願いします。

2017.3.4撮影 Canon EOS M3  SONY Cyber-shot DSC-RX100


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