古畑の滝





滝正面から 下流の滝(落差約5m)



滝周辺の様子



勝土不動尊


不動尊の標識 不動尊の由来を書いた説明板
府道分岐点 左へ 100m先にある左の橋を渡る
真新しい水道施設の手前を左へ 不動尊入口 ここまで車で来ない方がいい


京都府宮津市日ケ谷立にある「古畑(ふるばた)の滝」(別名:日ケ谷の滝、勝土不動尊の滝)です。
落差約12m。くの字に曲がりながら落ちる2段の段瀑です。
滝脇には、「勝土(かつど)不動尊」が祀られており、地域の信仰の滝でもあります。
写真に写っている範囲では、7〜8m位の緩やかな傾斜瀑のように見えるのですが、
実は、この上にさらに5m位の上段があるように見えました。
ただ、今回は水量が少なく、上段は完全に葉隠れしていたので、
写真では、ただの草藪にしか見えないので、絵的に省きました。
冬枯れで水のある時期ならその全容が確認できるでしょう。
それは、次回のお楽しみにとっておきたいと思います。
説明板によると、この滝脇に祀られている「勝土不動尊」は、
かつて奥山にある坪谷の清滝に祀られていたそうですが、
(ということは、この地には「清滝」という滝もある?)
参道の維持が困難になり、平成4年にここへ移されたそうです。
道を尋ねた地元の方のお話では、年に1回お祭りも行われるそうです。
滝へは、国道178号線を岩滝から伊根方面へと進みます。
伊根のやや手前にある「日ケ谷口」交差点を左折し、府道625号線へと進みます。
しばらく道なりに進むと、日ケ谷地区の立集落へ入ります。
集落内の立地区公民館の先にある府道分岐点を左折します。
そこから約100mで写真の橋があり、それを渡ります。
渡ると真新しい水道施設(現在建設中)があり、その下を左へ進みます。
約100mほどで写真の「勝土不動尊」の標識があります。
写真の位置に駐車可能ですが、水道施設からの道は軽自動車向きです。
転回も困難なので、できれば橋を渡る手前にある広い路肩に停めた方がいいでしょう。
橋の入口から不動尊まで200m程ですので、歩いても知れています。
不動尊入口から滝までは、山道を約50mです。
水があれば入口から滝が見えるでしょう。
また、山道脇にも5mほどの渓流瀑があります。

2016.8.19撮影 SONY NEX-6


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