庵座の滝





青空に映える滝 左岸側より
右岸側より 前衛滝の滝下より望む



登山道より遠望



天高くそびえ立つ滝姿


キャンプ場の先にある砂防堤 渡渉ポイント 道標有
小峠 この辺りから滝が見えてきます 降下ポイント 岩に下がるザイルを目印に


三重県三重郡菰野町千草の朝明渓谷の庵座谷にある「庵座の滝」です。
落差40m。花崗岩の岩肌に一条の流れを落とす美しい直瀑です。
今回は、滝友のるみさんからお誘いを頂いて、
同じく滝友のひろさんと3人で訪れました。
今回の三重遠征で一番訪れたかった滝です。
釈迦ヶ岳登山道「庵座谷コース」の途中にあり、
滝まで50分ほどの軽登山になりますが、
その苦労に見合うだけの素晴らしい滝です。
今回は、青空に映える滝姿も拝むことができ、最高でした。
滝へは、国道362号線から県道762号線へと進み、一路「朝明渓谷」を目指します。
本来は、「朝明ヒュッテ」付近にある登山口からのアプローチになりますが、
今回は、「朝明テント・バンガロー村」まで車で進み、
キャンプ場手前の砂防堤下の広場に駐車してアタックしました。
キャンプ場脇を通る登山道進むとすぐに、写真の真新しい砂防堤があります。
その少し先に写真の道標があり、そこを渡渉して左岸へと進みます。
左岸に渡ると比較的しっかりとした登山道があり、
リボンや道標を辿りながらひたすら登って行きます。
「小峠」付近までは、基本的に安全な登山道ですが、
途中、ロープのある岩場を登るところがあったり、
ひたすら上り坂が続いていたりするので、それなりにしんどいです。
「小峠」まで登ると、木々の合間から滝が見えるようになります。
(ホージローはここまで死にそうでしたが、滝を見て復活しました。)
「小峠」からは平行移動する所もあるので、体力的には少し楽ですが、
道はやや悪くなるので、注意してください。
滝の100mほど手前で、写真のようにほぼ全容が見えてきます。
(眼前に滝が見えた時は、大感動しました。)
遠望ポイントのすぐ先で大きく崩落している箇所があり、
そこが滝への降下ポイントになります。
かなりの急斜面ですが、岩にロープが打ちつけられているので、
それを頼りに慎重に下りて行きます。(写真参照)
降下後、すぐに渡渉し、右岸を前衛滝まで進みます。
前衛滝の左手岩場に鎖場があり、それを登って行くと本滝前に着きます。
鎖場は基本岩場なので、足元に注意してください。
今回は、ホージローはスパイク付長靴でアプローチしました。
渡渉には有利でしたが、これがかなりの鉄下駄修行になりました。
2回ほど渡渉はありますが、基本的にはしっかりとした登山靴がよいでしょう。
また、ヤマビル生息域なので、シーズンには対策も必要です。

2020.3.15撮影 SONY α6300  SONY Cyber-shot DSC-RX100M5


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