赤波川渓谷滝群


赤波口の滝
<仮名>


落差約15m


車道より 滝上部



滝はこのカーブの対岸


おう穴群

複合型おう穴 淵型おう穴
階段状河床地形 溝穴型おう穴
甌(かめ)穴型おう穴 鬼のとっくり(釜穴型おう穴)
甌穴型おう穴の滝
<仮名>
鬼のとっくり下の滝
<仮名>
落差約5m 落差約7m
甌(かめ)穴型おう穴 鬼の井戸場
鬼の井戸場の滝
<仮名>
落差約5m
鬼の風呂釜(甌穴型) 猫淵(落差約5m)
滝壺型おう穴下の滝
<仮名>
滝壺型おう穴上の滝
<仮名>
落差約8m(支流の滝含む) 落差約5m
釜穴型おう穴 ラビエ状河岸地形



洗足山の湧水(別名:和多里世箭子の水)



渓谷案内図


鳥取県鳥取市用瀬町赤波にある「赤波川渓谷」の滝群です。
実は、この渓谷内には、滝として名のあるものはありません。
この渓谷は、「用瀬花崗岩」と呼ばれる岩石でできた河床に、
無数の「おう穴」ができていることで有名なところです。
よって、メインはそれらの「おう穴群」なのですが、
「おう穴」ができるくらいなので、もちろん滝も点在します。
最も滝らしいのは、渓谷入口よりやや手前の枝沢に懸かる「赤波口の滝」(仮名)です。
ただし、この滝は、同渓谷のやや外れにあり、
また、水もこの日の水量からすると妙に多い気もするので、
用水路からの人工放水の滝かも知れません。
渓谷内にも滝らしいものが6つほどありますが、
そのうち明確に名前があるのは、「猫淵」だけです。
あとは無名滝のようなので、滝近くのおう穴から名前を付けました。
道路沿いの渓谷なので、ドライブスルーも可能ですが、
全長1.2kmほどの渓谷なので、歩いて散策されるとよいでしょう。
滝へは、鳥取自動車道用瀬ICを下りてすぐに左折、県道49号線を東進します。
国道53号線を跨ぎ、国道482号線へと進みます。
間もなく県道分岐があり、右折、県道40号線へと進みます。
あとは、標識に従い道なりに進むと辿り着けます。
ただ、渓谷付近の道路はやや狭いので、車の対向には気をつけてください。

2015.7.19撮影 SONY NEX-6


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