八木谷枝沢三段滝
<仮名>






上段2段と下段はやや離れています



上段の滝



下段滝脇斜面より



滝周辺の様子 下流より遠景


「隆起の滝」駐車スペースと堰堤 2段の堰堤 右(左岸)から捲き上がります


養父市関宮八木谷にある「八木谷枝沢三段滝」(仮名)です。
落差約10m。八木谷川支枝沢に懸かる三段の段瀑です。
この滝は、「隆起の滝」の駐車スペースの向かいにある堰堤奥に懸かっており、
前回の訪滝時から気になっていたのですが、
その時は、生憎と水がなくただの岩にしか見えませんでした。
しかし、冬枯れした今の時期なら、林道からも堰堤越しに確認でき、
水もあるようだったので、思い切って堰堤を捲き上がってみました。
すると、堰堤のすぐ奥に三段の綺麗な段瀑がありました。
滝は、まだ岩肌が荒々しく、周囲も岩がごろごろしていたので、
もしかすると滝下の堰堤が造られるきっかけになった水害により、
新しくできたのかもしれませんね。
いずれにしても無名滝と思われるので、
その姿から「八木谷枝沢三段滝」として紹介しておきます。
滝へは、駐車スペースまでは、「隆起の滝」と同じです。
駐車スペースの脇にある2段の堰堤を右手(左岸側)から捲き上がります。
やや急峻な斜面ですが、岩や木に掴まりながら登れます。
堰堤を越えると50m程奥に滝が懸かっています。
上段滝下には、右岸から簡単に辿り着けます。
さらに上段滝下から左岸の斜面を捲き上がれば滝口にも行けそうでしたが、
この日は、雪があったのと時間がなかったので止めました。
なお、斜面を登るので、履物はスパイク靴やスパイク長靴が良いでしょう。
また、渇水期は枝沢ゆえに枯滝になると思います。

2015.12.19撮影 Canon EOS M3  SONY Cyber-shot DSC-RX100


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