床瀬の滝
<仮名>
上段
下段
滝全容 滝はこの季節でもほぼ葉隠れ状態です
「狗留尊仏」入口にある石仏の対岸
豊岡市竹野町床瀬にある「床瀬の滝」(仮名)です。
落差約7m。渓流瀑の上段と分岐瀑の下段に分かれる連瀑です。
この滝は、「狗留尊仏」を訪れた際に、
駐車ポイントで機材の片づけをしていると、
川の対岸付近で滝音がするので、
確かめに行ったところ見つけた滝です。
滝の対岸に立っても、滝前の木の枝や倒木が酷く滝は見えませんでしたが、
何とか対岸に渡り、滝前まで行き、
木の下にしゃがみ込めば下段を見ることができました。
しかし、ここからでは上段が見えませんでした。
下段脇に獣道があり、それを辿ると上段に出ました。
上段は緩やかな渓流瀑でした。
全体で見ることができれば、そこそこ良い滝だと思うのですが、
如何せん木が邪魔です。惜しい。
なお、この日は滝下の「三椒川」も増水傾向でしたので、
この滝も、これでも水が多い方と思われます。
渇水期は枯滝になっているかもしれません。
滝へは、「三椒の滝」とほぼ同じですので、「三椒庵」まではそちらを参考にしてください。
「三椒庵」から床瀬集落を抜けると、間もなく「狗留尊仏」入口があります。
入口付近に広場があり、そこに写真の石仏があります。
その先の広場を抜け、河原に下りると対岸に滝があります。
滝前に行くには、「三椒川」を渡る必要があるので、長靴は必須です。
滝前は、比較的浅いので、慎重に歩けば渡河可能です。
2015.12.13撮影 Canon EOS M3