七龍滝
滝前岩場より | 下流の滝前より遠望 | |
滝脇より望む滝壺付近 | 滝下正面より(上段は見えません) |
最上段
右岸に懸かる奥滝
春を感じさせます
林道との分岐(直進) | 途中にある砂防堤 | |
途中にある「実り公園」跡? | 林道(廃道)分岐点(駐車スペース) | |
舗装路終点 | 小橋(杉林を抜けて向こうの沢へ) | |
沢の分岐(右へ) | 滝手前の広場(崩落跡) |
美方郡新温泉町諸寄にある「七龍滝」です。
落差20m。水が緩やかに弧を描くように流れ落ちる美しい段瀑です。
この滝の存在はかなり昔から知っていたのですが、
諸寄の奥にあるというくらいしか情報がなかったため、
今までアタックできていませんでした。
近年、相互リンク頂いているSyou3さんがHPで紹介されていたので、
それを参考にして今回チャレンジしてみました。
しかし、予想していたとはいえ滝見道等は一切なく、
慎重にルートを選びながらのアタックになりました。
でも、春先だったおかげで下草も少なく、まだ歩きやすい方でした。
結局、駐車スペースから1時間ちょっと歩いてなんとか辿り着くことができました。
かなり苦労しましたが、それに見合うだけのなかなかの滝です。
もう少し道が整備されていればなぁ、、。
滝へは、国道178号線を浜坂市街から西進します。
諸寄地区の外れの「諸寄トンネル」手前の分岐を「諸寄駅」方面へ左折、
後は、大栃川に沿って県道262号線をひたすら南下します。
途中、何ヶ所か分岐もありますが、川に沿って行けば迷いません。
やがて、写真の「実り公園」の看板を過ぎた少し先に林道分岐点があります。
車はその辺りに停めます。(林道は橋が落ち廃道になっているのでそこがよいかも)
そこから徒歩100mほど舗装路を進むと砂防堤があります。
そこから未舗装路を道なりに進みます。
間もなく写真の小橋があります。道があるのはここまでです。
ここからは、まず杉林を横切って向こう側の沢に出ます。
そこからは、しばらく沢に沿って右岸の杉林の中を進みます。
杉林は一部踏み跡(獣道)や作業道跡がありますが、
いずれもあまり明確ではなく、倒木も多いのであてになりません。
途中、渡河する場所もありますが、杉林の中は特に危険な所はありません。
杉林を過ぎるとすぐにブッシュや雑木林があります。
その辺りで対岸に渡り、後は沢の分岐を右に行けばOKです。
でも、後半は沢歩きになるので、水量によっては歩きにくいかもしれません。
沢を上っていくと突然視界が開け、広場状の場所が現れます。
(地質からすると、かなり以前に崩落した跡だと思います。)
滝はその奥に懸かっています。冬枯れの時期なら目視できます。
ここまで道はほとんどありません。そういう意味では難易度は高いです。
一応マーカー(赤テープ)を残していますので、行かれる場合は参考にしてください。
でも、季節により様相は変わると思いますので、あくまで参考程度に、、。
なお、滝見のポイントは意外と難所ばかりで、
危険な場所もあるので、十分に注意してください。
2013.3.16撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH3 SIGMA DP1x Canon PowerShot S100
この季節ではかなり多めの水量でした
滝遠景 左手の奥滝とツーショット
なかなかに美しい滝姿でした
ツアー参加のみなさんと記念写真(はなごやさん提供)
プライバシー保護のため加工済
今回は、新温泉町のマイナー滝巡りツアーということで、
総勢7人での訪滝となりました。
実に6年9ヶ月ぶりの再訪になります。
初訪滝時は、ルート探索と残雪に阻まれながら、
けっこう時間がかかりましたが、
今回は、みんさんとおしゃべりしながら、楽しく歩いたせいか、
思いのほか早く辿り着くことができました。
前日にけっこうな雨が降ったせいもあり、
この季節としては、なかなかの水量で、見応えも十分でした。
遠路来られたみなさんに、よい滝姿を見て頂けてよかったです。
なお、この滝が、新たに購入したニューカメラSONY α6300と
ニューレンズSEL1670Zのデビュー滝になりました。
どちらも中古購入なので、安く手に入りました。
2019.12.15撮影 SONY α6300