せんがの滝





2段目の滝(落差約15m)・・・この滝の本滝? なかなか流麗な滝です
1段目(落差約5m) 2段目上部
     
 
2段目滝口より(緩やかな傾斜瀑)   3段目滝口(かなりの落差があります) 




程よい水量がありラッキーでした


「北野屋」の看板先の三叉路を右折 「北野屋」駐車場から林道へ
神社前分岐(右へ) 駐車スペース(2台分)
     
 
尾根道入口のカーブ   尾根道入口(赤テープが目印)



豊岡市竹野町三原にある「せんがの滝」です。
総落差約40m。深山に落ちる5段からなる長大な段瀑です。
この滝は、三原の知り合いからその存在は聞いていたのですが、
道はないと聞いていたため詳しい所在が分からず、未訪の滝でした。
ところが、6月に相互リンク頂いているSyou3さんが訪滝され、
詳しい経路が分かったので、機会をうかがっていました。
ただ、普段は水量に難があるということで、なかなか機会に恵まれず、延び延びになっていました。
幸いにも前々日からまとまった雨が降っていたので、雨上がりの水量回復を期待して訪れました。
予想通り水量は回復していましたが、それでもやや少なめかと思います。
この滝を狙うなら、雪解けシーズンがいいかもしれません。
滝へは、国道178号線を豊岡から香住方面へ進みます。
竹野町に入り「河内」交差点から「三原渓谷」の標識に従い、県道135号線へと進みます。
後は道なりに最奥部にある三原地区を目指します。
途中、二ツ家地区の先にある小さな橋の所の支流が滝の下流になるので、
水量チェックはここでするとよいでしょう。
二ツ家地区を過ぎ、突き当りの分岐路を大きく右折し、つづら折りの道を上ると三原地区です。
地区内に入るとすぐに「北野屋」の案内板があるので、その先の分岐を右折します。
そのまま狭い道を進むと「北野屋」駐車場に着きます。(写真参照)
駐車場から伸びる未舗装の林道を進むと、200mほどで写真の神社があります。
そこを右へ進み100mほどで駐車スペースがあります。(写真参照)
林道はまだ続きますが、これより先は転回場所がないので、ここに停めることをお薦めします。
駐車スペースから徒歩100mほどで尾根道入口のカーブがあります。(写真参照)
尾根道の入口にはSyou3さんが残してくださった赤テープがあったので、すぐに分かります。
そのまま急峻な尾根道(踏み跡程度)を下ると沢に合流します。
沢の合流手前で道が上流側と下流側に分岐していたので、
ホージローは下りやすそうな上流側を進みました。
沢に下りると対岸に踏み跡程度の山道があり、そこを下るとすぐに1段目の滝がありました。
山道から滝前へは簡単に行けますが、足元が滑りやすいので気をつけてください。
1段目の滝壺からすぐに2段目が落ちています。
2段目はこの滝の中で一番規模が大きく、主瀑部分だと思います。
2段目は山道から見えているのですが、滝下への明確な道はなく、
木や竹に掴まりながら急峻な斜面を下りることになります。
地面はややぬかるんでいて滑りやすいので、十分に注意してください。
2段目滝下は3段目滝口になっています。
3段目も落差が10m位はありそうでしたが、この日は時間の都合上ここまでにしました。
Syou3さんによるとこの下にさらに、4段目、5段目があるそうです。
なお、道は全般的に踏み跡程度、滝へのアプローチは急峻な斜面を下ることになるので、
全体を通じて中上級者向け、かなり危険です。
この滝に行かれる場合は、あくまで自己責任でお願いします。
駐車場から滝上部まで徒歩10分。履物は滑りにくいスパイク系の長靴等がいいでしょう。

2012.10.8撮影 Panasonic LUMIX DMC-G3  SIGMA DP1x  Canon PowerShot S90


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