佐坊八反滝





かなり遠望です(EXズーム560o相当) レンズ限界(280o)




廃屋脇から見た感じ(かなり小さく見えます)



これだけでは淋しいので、、。
林道わき小滝群

滝への分岐点付近の小滝 最初の分岐点付近の小滝



佐坊バス停先の林道分岐(左へ) 林道入り口の登山道標識
林道最初の分岐(右へ) 滝への分岐点(左へ)
廃屋手前の分岐(左:廃屋 右:滝) 廃屋と駐車スペース



美方郡香美町小代区佐坊にある「佐坊八反滝」です。
総落差88m。急峻な斜面を向きを変えながら6段になって落ちる勇壮な段瀑です。
この滝は、以前からその存在は知っていて、過去にも何度かアタックしたけど、
行き方が分からず、辿り着けなかった滝です。
相互リンク頂いているSyou3さんのHPを参考に、初めて目にすることができました。
20年ほど前に手に入れた資料では、確か総落差105mとなっていたのですが、
最近の記録を調べると八反にちなんで88m(87mもある)となっているようです。
たぶん正式に測ったものはないでしょうから、不明かも知れませんね。
しかし、以前に「天滝」で知り合った沢登りをされる方から、
「天滝よりも大きいのは、佐坊八反滝やな。100m以上はゆうにあるなぁ。」という話を聞きました。
この方が訪滝されたのは、もう30年ほど前だったそうですが、
下段から上級登山並みの装備で上段滝下まで行かれたそうです。
上段だけでも50m以上はあるそうです。
今回は、ホージローは遠望のみでしたが、この見えている部分だけでも40mくらいはありそうでした。
そのあたりから考えると落差105mは、最も近いかもしれませんね。
滝へは、国道482号線貫田から案内板に沿って佐坊方面へ進みます。
佐坊集落内のつづらおりを上りきると、やがて町営バス佐坊バス停があり、
その先に仏の尾林道(登山道)分岐点があります。そこを左折し、林道を進みます。
林道に入ると間もなく写真の分岐がありますが、そこは林道を直進(右)します。
林道入り口からやく1.8kmで次の分岐があります。
ここを左へ入り支枝林道に進みます。入口はやや分かりづらいです。(写真参照)
支枝林道は、やや狭いですがRVなら問題なく走れます。
林道を500mほど下ると写真の廃屋があります。そこに駐車することができます。
廃屋の裏手に回ると滝を遠望することができます。
ただし、ここからの撮影だと、最低でも600oクラスの望遠レンズが必要です。
滝下へは、廃屋やや手前の分岐を右の山道へと入っていくのですが、
この日は、夏草で山道が藪状態で不明瞭だったのと、
生憎と雨が降り出し、雷も鳴ってきたで、危険と判断し引き返しました。
草木が枯れる秋にでも再訪したいと思います。
なお、廃屋周辺や支枝林道は、一部草刈りがされていたので、
持ち主の方が今でも利用されているかもしれません。

2012.8.30撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH1  Canon PowerShot S90








450mm相当で撮影
ガスがかってクリアに見えません




普通に見るとこんな感じ



展望所(奥の木の切れ目)


相互リンク頂いているSyou3さんが、
林道脇の展望スポットを紹介されていたので、さっそく行ってみることにしました。
なるほど、滝上部がほぼ正面から見えますが、それでもやはり遠いですね。
今回は、450mm相当の望遠ズームを持って行ったのですが、
生憎と雨が強く、かなり霞がかっており、
AFすらなかなか合わない状態でした。
今回は、とりあえずといった感じなので、
クリアな写真は、次回にも持越しです。

2015.6.27撮影 SONY SLT-α77VQ  SONY Cyber-shot DSC-RX100










念願だった滝直下からの眺め



やや角度を変えて 滝下は狭くあまり撮影場所がありません



降下中の滝脇より



滝下 下段のゴルジュ帯へ流れ落ちて行きます



滝口から 左岸は大崩落しています



ご一緒させて頂いたN氏とK氏 撮影場所はここだけ


初訪滝時に滝を遠望した小屋
尾根道より遠望
左:青が丸 右:仏の尾 南部高原より遠望
今回は中間付近よりアタックしました


以前に「ウルウ谷ツアー」や「赤滝ツアー」でご一緒したN氏にお誘い頂き、
念願の「佐坊八反滝」滝下へアタックしました。
以前から、ネッ友諸氏のHP等で写真を見ながら、
いつかは行ってみたいと思っていましたが、
如何せん、この滝はなかなか近づけない秘瀑中の秘瀑。
1人では到底無理と諦めていたところ、
以前に滝下へアタックされているN氏からお誘い頂き、
渡りに船とばかりに同行させていただきました。
今回は、「青が丸」登山道からのアタックでしたが、
荒れた林道、道迷いしかねない山道、滝上からの降下など、
N氏の的確なガイドがなければ辿り着くこともできなかったでしょう。
御同行頂いたN氏、K氏に感謝です。
なお、今回のルートは大変危険な上級者ルートなうえ、
ホージローも連れて行っていただいた身なので、
ルート案内は割愛させていただきます。
行かれる場合は、経験者と同行していただくのがベストでしょう。

2016.10.16撮影 Canon EOS M3  Panasonic LUMIX DMC-GM1
SONY Cyber-shot DSC-RX100


inserted by FC2 system