八木谷川 隆起の滝






滝下より


滝左手より 滝正面から
真ん中の亀裂から上下で岩質が異なります 滝右手より 残念ながら水量は少なめ



滝上部岩肌は階段状



陽光射す滝



駐車スペース脇の紅葉 まだ色づき始め



駐車スペースと目印の砂防堤
滝へは駐車場所の脇から斜面を下ります



養父市関宮八木谷の八木谷川に流れ込む「隆起の滝」です。
落差約15m。荒々しくそそり立つ岩肌から流れ落ちる美しい分岐瀑です。
この滝は、Syou3さんが紹介されていた滝で、
「手打ちの滝」のさらに上流部に懸かっています。
「手打ちの滝」からも遡上できるようですが、
林道からのアクセスが楽な滝なので、林道を回った方が良いでしょう。
この日は、2週間ほど晴天続きだったため、
生憎と水量がなく、かろうじて水の流れが確認できる程度でした。
まぁ、もともと枝沢の滝なので、水量的には期待できないと思いますが、
荒々しい岩肌から流れ落ちる姿は、なかなか美しく、
個人的にはけっこう好きになりました。(ホージローは分岐瀑好き)
また、機会をみて、水量が期待できそうな時に再訪してみます。
滝へは、「手打ちの滝」の入渓ポイントまでは同じなので、
そちらを参照してください。
入渓ポイントのヘアピンカーブから車で3分くらい上ると、
写真の真新しい砂防堤があり、その前に駐車スペースがあります。
滝は林道からも確認でき、駐車スペースの脇から斜面を下りればすぐです。
履物は、斜面を下りることや滝前での行動しやすさからスパイク長靴がお薦めです。

2015.10.18撮影 SONY α7










やはり水があると美しい滝です


下流側より 上流側より 黒岩が美しい
前回は気づかなかった上段(2段)と滝上の堰堤 名残りのもみじ



降り注ぐ滝水


初訪滝から2ヶ月ですが、水のある姿を拝むべく再訪しました。
前日までの雨や雪で、予想通り水流はばっちりでした。
黒岩に分岐しながら流れ落ちる白水が美しい。
滝前には雪があったものの、雪化粧というほどではありませんでした。
贅沢ですが、それがちょっと残念でした。
また、今回の訪滝で気づいたのですが、
この滝には、滝下からは見えない上段が、さらに2段ほどありました。
2段あわせても6mくらいですが、落葉した木々の合間に確かに見えました。
でも、もっと驚いたのは、その上に小さな堰堤があったことでした。
枝沢なので、堰堤などないと思っていたのですが、意外でした。
ということは、滝上から滝口にアプローチできるのかもしれませんね。
それは、次回のお楽しみということにしましょう。

2015.12.19撮影 Canon EOS M3


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