奥の出会い滝





左股の滝(本流の滝) 右股の滝(枝沢の滝)
写っていませんが、さらに上部があります こちらは水量が少ないです



綺麗な夫婦滝ですね


下流の小滝群



杉林の中にある枝沢の滝 落差約15m



滝のある右股の沢にある二段滝 落差約6m
左岸滝脇を登り、中段を右岸へ渡ります




本滝すぐ下流にある前衛小滝 落差約4m
右岸滝脇を登ります


入渓ポイントの橋と駐車スペース 沢の分岐点 右の沢へ


養父市関宮八木谷にある「奥の出会い滝」です。
落差20m。本流の滝と枝沢の滝が仲良く並ぶ夫婦滝です。
この滝は、相互リンク頂いているSyou3さんのHPで紹介されていた滝で、
昨年から行ってみようと思い何度かチャレンジしたのですが、
初回は、雪のため林道進めず、下流の「手打ちの滝」までで断念。
秋にチャレンジした時は、「隆起の滝」まで来たものの、
水量が少なく、枝沢が涸れていると予想してこれまた断念。
今回、雪の影響もあまりなく、水量もよさそうなので、リベンジしました。
林道は雪もほとんどなかったのですが、
さすがに、谷に入るとそこそこ雪があり、
途中の沢の分岐点辺りからは、雪中の沢歩きになりました。
それでも、何とか滝に辿り着き、滝前に立った時は、
2本の滝が並び立つその姿に感動しました。
ここまで苦労した甲斐があったというものです。
落差は滝下から見ると滝下部しか見えないため、あっても10mくらいです。
しかし、やや離れて遠望すると、本流の滝にはさらに上段があり、
20mはないかもしれませんが、15m以上はありそうでした。
写真では、なかなか高さ感が表現できませんね。
でも、実際に見れば、なかなかよい滝ですよ。
滝へは、「隆起の滝」の駐車スペースまでは同じです。
そこからさらに車で1分くらいで、写真の赤い橋があります。
赤い橋の手前に広めの駐車スペースがあります。
橋の袂(右岸)から入渓しますが、はじめは山道があります。
山道はすぐに壁に行き当たりますが、ここは川沿いではなく、
左手の傾斜地を登って行きます。(川沿いも行けますが、やや大回りです)
登ると、右岸側にやや分かりづらいですが、山道(跡)があります。
しばらくは杉林の中を山道に沿って進みます。
途中左岸側に「枝沢の滝」が見えます。
さらに上ると写真の沢の分岐点にぶつかります。
山道は、左股の方へ進んでいきますが、
滝へは、右股の沢へと進んでいきます。
ここからは明確な道はないので、基本的に沢歩きになります。
途中にある「二段滝」の辺りからは、谷幅もやや狭くなり、
ルート選びを慎重にしないとやや危険です。
「前衛小滝」が見えると、その奥に本滝が見えてきます。
「前衛小滝」の滝脇を左手(右岸)から登ると本滝に出ます。
(ここまで所々赤テープを残していますので、参考にしてください。)
入渓ポイントの橋からここまで、ちょっと慎重に歩いて25分くらいでした。
なお、後半は沢歩きになるので、履物はスパイク長靴がお薦めです。
また、水量が極端に多いと、沢歩きは難しいかもしれません。

2015.12.19撮影 Canon EOS M3  SONY Cyber-shot DSC-RX100


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