おちやの滝





上段は出会いの滝です
上段左股の滝(落差約10m) 上段右股の滝(落差約8m)
下段本滝(落差約15m)
(三つの滝はこんな位置関係です)



左股の滝上部(甌穴を持つ流麗な滝です) 右股の滝上部(緑とのコントラストがいいです)




上段の滝ツーショット(分かりにくいですね)



本滝滝口より(上段の流れは分岐したまま滝下へ)


林道終点(ここから沢へ) 砂防堤(右から捲きます)



豊岡市竹野町三原にある「おちやの滝」です。
総落差約25m。上段が出合の滝、下段が分岐瀑の3つの滝からなる連瀑です。
この滝は、「せんがの滝」の少し上流にあり、渓谷一連の滝と見ることもできます。
この滝も「せんがの滝」同様に、Syou3さんが経路を紹介されていたので、
それをもとに訪滝することができました。
滝は、大きく2段に分かれており、下段は2条に分かれる分岐瀑。
上段は2つの沢の出合にそれぞれ滝があり、さながら夫婦滝のようになっています。
「おちやの滝」は3つの滝からなる連瀑だったのですね。
なかなかユニークな滝と言えるでしょう。
しかし、「せんがの滝」の上流にあるだけあり一段と水量は少なく、見応え的には今一つでした。
また、下段左側は倒木が滝を塞いでおり、全容を見えがたくしているのが残念でした。
この渓谷は、杉や竹があるにもかかわらずあまり人の手は入っていないのか、
全体的に荒れ放題といった感じがしました。(林道は倒木などが撤去されていましたが、、。)
滝へは、「せんがの滝」の尾根道入口までは一緒なので、そちらを参考にしてください。
尾根道入口から林道をさらに上流に向かうと200mほどで終点となり、
その先を下りるとすぐに沢にぶつかります。
沢の上流に砂防堤(写真参照)があり、その右手(左岸側)を捲きます。
砂防堤を越えると100m足らずで滝に着きますが、明確な道はないので、
水が少なければ沢を遡上し、多ければ左岸側の笹の中を藪漕ぎするとよいでしょう。
どちらもそれなりに大変ですが、まあ距離がないのでがんばりましょう。
下段から上段へは下段の滝右手(左岸側)を捲きますが、
ここは比較的はっきりした捲き道らしきものがありました。(踏み跡程度ですが、、。)
なお、「せんがの滝」同様に捲き道等やや危険を伴う所もあるので、
行かれる場合は自己責任でお願いします。
また、履物は泥濘や滑りやすいところが多いので、スパイク付長靴がお薦めです。

2012.10.8撮影 Panasonic LUMIX DMC-G3  Canon PowerShot S90


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