母栖の滝






上段の滝(落差約50m)



中段の滝(主瀑:落差30m)



下段の滝(落差約30m)


中段の滝上部 下段の滝滝口




中段の滝脇にある不動尊



季節を感じさせる楓の葉


滝見道途中の紅葉 高くそびえ立つ送電塔



管理事務所(ここで記帳します) 実験施設と分岐点(左へ)
滝上流の調整池(周遊道を歩きます) 山道入口(滝まで約350m)
山道途中の展望所より 滝参道入口(滝まで100m)



宍粟市山崎町母栖にある「母栖の滝」(別名:野原の滝)です。
いくつかの滝からなる連瀑の総称で、総落差は150mにもなると言われています。
主瀑は中段の滝で落差30m。大岩を切り裂くように流れ落ちる流麗な滝です。
中段の滝脇には立派な籠り堂のある不動尊が祀られているため、
たぶんこの滝が「母栖の滝」の本滝になるのだろうと思います。
でも、山道最初にある上段の滝や本滝下の下段の滝も
それぞれに趣が変わっていてよい滝です。
ただそれらの滝はいずれも木隠れしており、全容がはっきりしないのが残念です。
また、滝上流が調整池になっているため、普段は水量が少ないのが難点ですね。
滝へは、国道29号線を山崎から波賀町方面へ進みます。
井ヶ瀬橋で揖保川を渡るとすぐに右に入る道があるので、そこを右折します。
そこから道なりに山道を上っていくとやがて「関西電力山崎実験センター」に着きます。
入口にはゲートがあり通常は閉まっていますが、
インターホンを使って滝見であることを話すとゲートを開けていただけます。
ゲートを通ると間もなく管理事務所があるので、ここで住所・氏名を記帳します。
事務所脇にある駐車場に車を停め、ここから徒歩で進みます。
駐車場から100mほどで車止めがあり、そこを左折します。
調整池の周遊道路を進むとやがて山道に変わります。
山道に入るとすぐに上段の滝が見えます。この滝は遠望のみです。
そこから200mほど下ると滝参道入口に着きます。(写真参照)
中段の滝、下段の滝はそこから100mほどで着きます。
下段の滝は中段の滝から渓流沿いに下れば下りられそうですが、
道は無く、かなり急なので危険です。無理はしないように。
(ホージローは時間の関係で下りませんでした。)
滝見道は所々崩れかけているところがありますが、概ね歩きやすい方でしょう。
駐車場から中段の滝まで、徒歩30分くらいでしょう。

2008.11.23撮影 OLYMPUS E-510  RICOH Caplio GX100
Fuji FinePix F50fb


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