三つ滝<新屋>



左股の滝



滝口付近と上段の滝



滝壺付近より


キャンプ場入口付近の車止め キャンプ場入口(真ん中の道へ)
野外音楽場(ここから林道へ) 入渓ポイントと看板
最初の川の分岐(右へ) 2つ目の川の分岐(中央から左股へ)
右へ行くと右股の滝へ




滝手前の大岩(左側から登れます)


香美町小代区新屋にある「三つ滝」の左股の滝です。
落差約30m。上下2段に分かれたなかなかの大滝です。
ホージローの地元にある滝の中で「佐坊八反の滝」「よどまりの滝」と同じく
その所在が分からず訪滝できていなかった滝です。
相互リンクいただいているmaruichiさんの「兵庫の滝めぐり」に掲載されている
「三段の滝」が「三つ滝」ではないかと思い、「とちのき村」の野外活動センターで
滝の所在を尋ねてみました。すると、詳しい方がおられ、
「三段の滝」の写真が「三つ滝」の左股の滝であると教えてくださいました。
その方のお話では、滝名は「三つ滝」と言い、左右に分かれた川の左股に1つ、
右股に2つ滝があるそうで、それらを合わせて「三つ滝」と言うそうです。
最も立派な滝は左股の滝で、右股の滝はなだらかな階段のような滝だそうです。
当日は、生憎の雨模様でしたが、何とか左股の滝へはたどり着けました。
しかし、右股の滝へは道も分からなくなり、草木が生い茂って進みづらかったので、
今回は諦めました。装備を調えて冬枯れの頃にでも再訪したいと思います。
滝へは、国道482号線秋岡から「とちのき村」を目指して県道87号線へと進みます。
「とちのき村」に着くと最奥部にあるキャップ場を目指します。
キャンプ場やや手前に車止めがあるので、そこに車を停めます。
そこから先は、車両は許可なく通行禁止なので必ず歩いてください。
キャンプ場を抜け、林道に入り入渓ポイントを目指します。徒歩15分くらいでしょうか。
入渓ポイントからは時々川を渡るので、長靴があるとよいでしょう。
滝見道は一応あるのですが、かなり荒れているので川を歩く方が楽なところもあります。
途中川が左右に分岐している所が2ヶ所あります。
2つ目の分岐点を左に進むと左股の滝へ、右に進むと右股の滝へ行けるそうです。
左股の滝へは、分岐点中央から左の谷へ入ります。
谷へ入ると道はますます荒れているので、慎重に進んでください。
最後に大岩を乗り越えると滝下に出ることができます。
入渓ポイントから滝まで徒歩15分くらいです。
なお、付近は熊のよく出る所なので、できれば複数で熊鈴は忘れずに。

2008.10.5撮影 OLYMPUS E-510  RICOH Caplio GX100
SONY CyberShot DSC-T20




左股の滝(一の滝)


落差約30m


滝上段 滝下より
下段上部 滝壺(ほとんどありません)




滝下段


右股の滝(二の滝)


落差約30m



中段



上段(葉隠れして見えがたいです)


右股の滝(三の滝)


落差約30m



滝直下より(ここからだと上段が見えません)



滝周辺には紫陽花が群生していました


分岐点(オリエンテーリングのマーカー) 林道脇にこんなものが



時期をみてと思いつつ、実に4年半ぶりに再訪しました。
前回は生憎の雨天と道が分かりづらかったため断念した右股の滝に
今回はリベンジしてきました。
数日前まで降っていた雨のせいか水量も前回よりもやや多く、
比較的好条件の滝見になりました。
左股の滝は前回よりも時期が早いせいか緑も鮮やかで、
滝周辺には紫陽花が咲き乱れ、大変綺麗でした。
しかも、前回よりも滝見道がやや綺麗に整備されていたので、
非常に歩きやすく簡単に辿り着きました。
そしていよいよ念願だった右股の滝へ。
分岐点まで戻り滝見道等を探しますが、
こちらは全くそのようなものがありません。
結局、川をそのまま遡上することにしました。
結果的にはあまり苦労することなく、5分足らずで滝が見えてきました。
初めに見えたのが「三の滝」で、滝前にも簡単に行けましたが、
如何せん葉隠れして上部がほとんど見えません。
さらに右奥に「二の滝」が見えるのですが、これも上部は葉隠れしています。
しかも、滝中段に登るのも滝下段付近がやや荒れているため、
膝が悪いホージローには結構しんどかったです。
結論から言うと、右股の滝を見るなら冬枯れした春先がいいかもしれません。
まあ、念願がかなったので、今回はよしとしましょう。

2013.6.30撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH3  Nikon COOLPIX AW100










この分岐した流れが美しい



滝前にて記念撮影 はなごやさん提供
(プライバシー保護のため加工済)



「北但馬滝めぐりツアー」で約2年3か月ぶりに再訪しました。
この滝は、ツアーで廻った滝の中では知名度が低いのですが、
ホージローの好きな分岐瀑で、お気に入りの滝の1つなので、
ぜひお二人にも見て頂こうとご案内しました。
梅雨時期に訪れた前回と同程度の水量で、
この季節としてはかなりいい条件で滝見ができました。
遠方からの来客へのサービスでしょうか。(笑)

2015.9.27撮影 SONY SLT-α77VQ


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