粟ヶ尾川滝群(上流)
F−6
落差10m
滝脇より | 右岸滝上部より |
滝口(自然の砂防堤のよう)
滝壺
F−7
落差20m
滝中段より | 最上段 | |
綺麗な段瀑です | 滝口より |
滝上部
F−8
落差4m
滝正面より | 下流より |
滝側面より
F−9
落差10m
支流の滝ゆえ水量は少なめ | 下流より |
F−10
落差10m
滝脇より
滝上部 | 滝口より |
滝遠望
F−11
落差10m
下段より | 滝正面(この渓谷主瀑と言った風格です) | |
美しい直瀑です | 滝壺 |
滝周辺の様子
下流より
F−5脇の堰堤と捲き道
美方郡香美町村岡区水上にある「粟ヶ尾川」(上流域)に懸かる滝群です。
これらの滝は、下流のF−5のすぐ先にある堰堤よりも上流に懸かる滝です。
堰堤は右岸側(左手)から捲きますが、少々危険です。
F−6は堰堤のすぐ上流にある滝で、美しい直瀑です。
滝壺もなかなか立派です。
F−7へはF−6の左岸側(右手)を捲きますが、けっこう危険です。
難しいと思われる場合は、堰堤付近まで戻って右岸側を高捲きすると
踏み跡程度の山道があるので、そちらの方が安全です。
F−7はF−6のすぐ上流に懸かる4段の段瀑です。
流れが綺麗な滝で、本流では最大規模の滝になります。
F−7脇を右岸側から登っていき、少し行くとF−8があります。
F−8は2条からなる綺麗な小滝です。
小さいながらもなかなか味のある滝で、
F−4とよく似た雰囲気を持つ滝です。
F−8を左岸側(右手)から捲いてさらに進むと、
右岸側(左手)から流れ込む枝沢があり、
その奥に50m程の所にF−9があります。
F−9は枝沢のため水量がないのが難点です。
F−9から先にはやや山道らしきものがあり、
そのまま進むとやがて谷下にF−10が見えてきます。
F−10は他の滝とちょっと違い滑滝で、
渓谷内では異色な存在です。
F−10の上流で川が分岐していますが、
左の本流に沿って進むと最深部と思われるところに
この渓谷の主瀑ともいえるF−11が懸かっています。
個人的には「粟ヶ尾大滝」とでも呼びたいような美瀑です。
まさに滝らしい姿の見事な直瀑です。
ここまでけっこうな道のりでしたが、その疲れも吹き飛びました。
この渓谷は、滝見中級者以上の方ならお薦めできます。
2013.5.4撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH3 Nikon COOLPIX AW100
Canon PowerShot S100