ケビ谷の滝
滝正面より | 少し離れると上部が見えます | |
滝壺付近(明確なものはありません) | 滝周辺の様子 |
下段滝口(かなり狭い)
滝下から
登山道入口(大滝手前50m) | 登山道分岐(大滝滝口へ) | |
双子の大かつら | 作業小屋 | |
沢の分岐(左の枝沢へ) | 谷入口より遠望 |
豊岡市日高町万場にある「ケビ谷の滝」です。
落差10m。岩を切り裂くように水が流れ落ちる綺麗な直瀑です。
この滝は、前回下流の「大滝」を訪れた折に訪問しようと思っていたのですが、
時間の関係と「大滝」を捲く捲き道が下草が多かったためよく分からず、
残念ながら辿り着けていませんでした。
今回は時期的に捲き道もわかりやすく、いざアタックしてみると、
特に大した苦労もなく辿り着くことができました。
眼前にした滝は、大きな絶壁を切り裂くように滔々と落ちており、
遠望でもなかなかの迫力がありました。
しかし、滝前まで行くと上段が見えがたくなるためか、
ややスケール感がなくなり、写真でも見た感じより小さくなってしまいました。
この滝は遠望の方が綺麗かも知れません。
ただ、滝前は雑木が多いので、季節によっては見えがたいかもしれません。
滝へは、「大滝」までは同じなのでそちらを参照してください。
「大滝」左岸側の手前50mに蘇武岳登山道入り口があります。
明確な道があるのですが、下草が茂ると見えがたくなるようなので、
入口に赤テープでマーキングしておきました。参考にしてください。
そこから道なりに登っていくと、写真の標識があります。
標識の所から「大滝」滝口へ踏み跡がありますので、それを辿ります。
滝口を跨いでからは、本流に沿って杉林の中を歩きます。
杉林を抜けると、写真の双子の大かつらの木があるので、その間を抜けます。
その少し先には写真の作業小屋(跡?)があります。
作業小屋の脇を抜けさらに進むと、やがて左手から枝沢が流れ込んできます。
その枝沢の100mほど上流に滝が懸かっています。
この季節なら沢の分岐点からもはっきりと見ることができます。
滝までは、「大滝」から徒歩15分くらいです。
特に難所はありませんが、沢を跨ぐ所もあるので、
履物はマリンブーツやスパイク付長靴等がよいでしょう。
2013.4.22撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH3 Canon PowerShot S100