河原田不動滝



一の滝(落差45m)



四の滝(落差8m)



五の滝(落差5m)



六の滝(落差10m)



七の滝<夫婦滝>(落差10m)


宍粟市一宮町河原田にある「河原田不動滝」(別名:一の宮不動滝、高野不動滝)です。
渓谷沿いに連なる七つの滝の総称で、
最大の滝は一番下流の「一の滝」で落差45mです。
ここには、「四の滝」から「七の滝」(夫婦滝)までを一緒に掲載しておりますが、
例によってホージローのずさんな写真管理により、
「二の滝」「三の滝」の写真がありません。
またいずれ撮り直しに出掛けたいと思います。
滝へは、国道429号線を一宮町三方から高野峠方面へ進みます。
約2km走ったところにある「不動滝」の看板から脇道に入ると
間もなく駐車場があります。そこから徒歩10分ほどで「一の滝」に着きます。
さらにそこから「七の滝」までは撮影しながら歩いて徒歩30分ほどでしょうか。
但し、ホージローが訪れた十数年前は滝見道がよく整備されていたのですが、
他の滝見人の方々の情報によると、近年は「一の滝」より上は
道が大変荒れているようです。訪滝の際は気をつけてください。

撮影日不詳 Canon EOS100QD  フィルム FUJICOLOR REALA
スキャナ EPSON Calario A950(複合機)






一の滝(滝下より)



滝全容



滝脇の祠


十数年ぶりの再訪です。
昔はよく足を運んだ滝でしたが、久しぶりに訪れました。
この日は、「原の不動滝」「谷不動滝」を訪れた帰りに立ち寄りました。
時間の都合上、「一の滝」だけの訪問になりましたが、
それでもスケールの大きな滝なので、見応えは十分でした。
次はゆっくりと「七の滝」まで登ってみたいと思います。

2009.6.13撮影 Panasonic LUMIX DMC-G1  Panasonic LUMIX DMC-FX500






一の滝





滝下から 滝脇の石仏
滝口 滝壺



滝中段側面から



長大な滝です


二の滝



落差3m



小さな小滝です


三の滝



落差4m



こんな滝だったかな? 位置はあっているけど、形が変わったような、、?



「二の滝」「三の滝」は連瀑



「三の滝」右岸の崖上にある「青不動明王」


四の滝






滝前から



以前はこの滝口に橋が架かっていました



「四の滝」の手前にある「赤不動明王」


五の滝






上段の渓流瀑



紅葉(黄葉)はこの辺りが綺麗でした


六の滝





滝上部の黄葉が綺麗 滝脇にあるのは「黄不動明王」



「六の滝」上部の滝


七の滝(夫婦滝)





滝脇の祠は何不動明王だったけ? 滝全容



ここは紅葉が少なめ 夫婦滝になっていてよかった


滝見道入口 右の道を入ります 一の滝脇の「波切不動明王」の祠
「二の滝」以降へはここから登ります 途中にある石柱から川の方へ(踏み跡を辿ります)


宿題の上流の滝を再訪すべく約7年5ヶ月ぶりに訪れました。
ここは紅葉(黄葉)も何とか残っており、思いのほか綺麗な様子でした。
ただし、ネットの情報通り、かつてあった滝見道は流失しており、
倒木も多く、不明瞭になった滝見道跡を辿ることになりました。
かつては、渡渉ポイントには全て橋が架かり、
滝見道も明確なものがありましたが、
今や訪れる人も少ないようで、上流部にある4つの不動尊にも、
人が参拝した気配はありませんでした。(村人も来ていない様子)
「一の滝」までに掲げられていた真新しい「南無五体不動明王」の幟は何なのか、、。
しかし、記憶を頼りに遡上していった結果、全ての滝を撮影することができました。
とりあえず長年の宿題完結です。
2016.11.20撮影 SONY α7  Panasonic LUMIX DMC-GM5
SONY Cyber-shot DSC-RX100

参考までに滝への「七の滝」までのルート案内をしておきます。

「二の滝」へ

「一の滝」脇の「薬師如来」の祠右手の山道を登ります。(写真参照)
間もなくある道境の
石柱の所から左の踏み跡(滝見道跡)へ進みます。(写真参照)
「一の滝」の滝口付近を目指して踏み跡を辿って行きます。
滝口付近がやや分かりづらいので注意してください。
「一の滝」の滝口を渡渉し、右岸を50mほど進むと「二の滝」があります。
(ここから「四の滝」まで、旧道は左岸側にありましたが、今は不明瞭です。)

「三の滝」へ
「二の滝」すぐ上に見えているのが「三の滝」です。
「二の滝」右岸の大岩を捲けば、簡単に辿り着けます。
「三の滝」は水害のせいか、以前よりやや形が変わっています。

「四の滝」へ
「三の滝」前を左岸に渡渉し、参拝所付近に登ります。
旧道を辿り、「赤不動明王」の祠前を通って滝下へ渡渉します。

「五の滝」へ
「四の滝」から左岸へ戻り、「赤不動明王」の上の大岩を右から捲き上がります。
(この区間の旧道はほぼなくなっています。)
大岩の上を通り、「四の滝」滝口を右岸へ渡渉します。
(かつてはここに橋が架かっていました。現在は流失。)
そのまま右岸に残る滝見道跡を辿るとすぐに着きます。

「六の滝」へ
「五の滝」から右岸の滝見道跡を辿るとすぐに着きます。

「七の滝」へ
「六の滝」の右岸滝脇につづら折に滝見道跡があるので、
それを辿り登って行きます。(やや不明瞭です。)
「六の滝」を捲き上がると50m程奥にあります。

かつては、「七の滝」前にも橋があり(現在は流失。)、
左岸へ山道が続いており、それを下ると
石柱の所に戻れました。
(現在の様子は確認していません。山道も不明瞭です。)
また、滝見道の案内板や道標、滝名を示す標識などもありましたが、
それらも現在はすべてなくなっていました。
また、「七の滝」脇の祠の不動明王の石仏も、現在は無くなっています。
初訪滝時から二十数年、随分と荒れ果ててしまったのですね。


inserted by FC2 system