から滝(笠形大滝)





滝直下より(四段の長大な滝です) 滝右手より
滝中段の流れと落ち葉 フィッシュアイレンズで遊んでみました



価格の割に意外といいレンズ(非現実的でおもしろい)



水量は少なめですが、流れが美しい


林道入口 オウネン平への分岐
途中の広場と舗装路入口(ロープあり) 砂防堤下の駐車ポイント(ここより先は徒歩)
最奥の砂防堤(もの凄い量の倒木が) 大崩落地
炭焼き釜跡(山道はここまで) 滝まではこんなところを沢歩き


神崎郡神河町根宇野にある「から滝」(通称:笠形大滝、幻の滝)です。
落差約50m。大きく四段になって流れ落ちる長大な分岐瀑です。
この滝は、グリーンエコー笠形から分岐する林道の最深部にある滝で、
以前からネッ友諸氏のサイトで「笠形大滝」「笠形山の幻の滝」などと紹介されていて、
写真で見るその姿から、ホージローもぜひ訪れてみたいと思っていた滝でした。
最近になって、相互リンク頂いているSyou3さんのサイトで、
「から滝」という正式名称があると記載されていたので、
当サイトでも名称は、「から滝」としておきます。
滝へは、「グリーンエコー笠形」までは、「扁妙の滝」と同じですので、そちらを参照してください。
滝への林道は、敷地内を通らないと行けないので、管理事務所で入村料(200円)を払います。
RVなら林道を入ってもよいそうなので、許可を得て車で進みました。
ネットの情報では、林道入口と途中の広場の奥にロープがあるとのことでしたが、
なぜかこの日は、どちらも外されていました。
林道を進んでいくと、事務所の方が言われていた通り、
途中、土砂崩れで道が寸断されていて、最下段の砂防堤下で進めなくなりました。
ちょうど転回できるようなスペースがあったので、そこに駐車しました。
ここから徒歩で3つある砂防堤の脇を進むと落石がひどく、
最奥部の砂防堤は、写真のとおり大規模の土砂崩れと倒木で塞がっていました。
これでは滝へ行けないかもと心配になりました。
ネット情報にある砂防堤の捲き道は無くなっており、
新たに獣道のような部分を見つけ、何とか砂防堤を越えると、
なんと砂防堤のすぐ奥、右手の斜面が大崩落を起こしていました。
これが土砂と倒木の山を生み出したようです。
崩落地を恐る恐るトラバースし、倒木の隙間を縫って奥の杉林へ辿り着くと、
やっと山道が見えてきました。ここからはほぼネットの情報通りで、
途中までは快適な山道、そこから先は川に沿って沢歩きです。
途中、何度か右岸左岸へと渡渉を繰り返すので、長靴が便利です。
この季節は、草木も枯れて見通しがきくので、比較的歩きやすかったです。
しかし、本流も所々土砂が出たのかやや荒れ気味でした。
また、倒木や浮石も多いので、気をつけて歩かないといけません。
崩落と沢が荒れていたせいで、砂防堤から滝までは45分かかりました。
帰りは、マーキングしていたおかげで、30分くらいで車まで戻れました。
なお、現在の状態では、この滝の滝見は危険です。
滝見経験の浅い方にはお薦めしません。
ちなみに、今回は新しく買ったボディキャップレンズ Fisheyeを使いました。
お遊び的なレンズですが、どうしてなかなかの描写力です。

2014.12.8撮影 OLYMPUS OM-D E-M5  SONY Cyber-shot DSC-RX100


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