洞滝
小さいながらも綺麗な滝です
水量も十分でした | 滝下流より | |
滝脇は大きな岩棚が広がり洞窟状になっています | 滝壺は意外に深いです(推定2m以上) |
滝脇には祠があります
プチ裏見(滝裏は洞窟ではありません)
国道からの分岐(右の脇道へ) | 梅ヶ畑への分岐(右へ) | |
林道分岐点(直進)これより通行止 | 滝手前の広場(滝は奥左手) | |
川の分岐点(奥に滝が見えます) | 滝脇の祠 |
朝来市生野町梅ヶ畑にある「洞滝」(ほらたき)です。
落差7m。洞窟状になった岩棚の中央に落ちる神秘的な雰囲気をもった滝です。
この滝は何度かチャレンジしているのですが、今まで辿り着けていない滝でした。
昨年12月にチャレンジしたときも林道の通行止め付近まで来ましたが、
そこで諦めて引き返しました。(もう少しだったのですが・・・)
ところが、先日、相互リンク戴いているSyou3さんが滝までの行程を詳細に案内されていたので、
それを参考に、早速再チャレンジしました。
情報さえ手に入れば、苦もなく辿り着くことができました。
滝周辺には、人が十分に立って入ることができるほどの洞窟が滝脇に広がり、
「洞滝」というその名前の由来がよく分かります。
この日は生憎の雨模様だったのですが、洞窟の中から撮影すれば、
雨にもほとんど濡れることもありませんでした。
地域の信仰の対象にもなっているようですが、
あまり人の入っている雰囲気はありませんでした。
(真新しいお賽銭が2枚ありましたが、Syou3さん達のものでしょうか?)
過疎化が進む但馬地方では山間部の集落は人が減る一方で、
世話をする人もいなくなったのかも知れませんね。
滝手前の梅ヶ畑集落も寂れた感じがしました。
滝へは、国道429号線を生野市街から黒川ダム方面へ向かって東進します。
銀山湖を過ぎ、有名な「魚ヶ滝」を道路脇に見ながらさらに進むと、やがて、
「日本ハンザキ(サンショウウオ)研究所」(旧黒川小学校)が見えてきます。
その少し先に写真の分岐点があり、そこを右へ進みます。
間もなく梅ヶ畑への分岐(写真参照)があり、そこを右へ進みます。
曲がるとすぐに「日吉神社」があり、その脇を道なりに進むと梅ヶ畑集落に着きます。
集落内を道なりにさらに進むと、やがて林道に入ります。
林道を道なりに進むとやがて写真の分岐点があります。
その辺りの路肩の広い所に車を停めて、通行止めになっている林道方面へ進みます。
分岐点から滝前の広場まで徒歩10分(約400m弱)くらいです。
川は広場の横で分岐しており、その左手の沢奥に滝が見えます。
写真の「水源かん養保安林」の標識を目安にしてください。
そこから川を渡り沢なりに50mほどで滝に着きます。
川を渡るので、履き物は長靴がお薦めです。
なお、通行止めの林道は、崩落している部分やひどく荒れている所があるので、
絶対に入らない方がいいでしょう。(小型RVでも苦しいかな。)
歩いても知れているので、ここは渓流を見ながら歩きましょう。
また、朝来市内はほとんどの地域で夏季はヤマビルが出ます。
訪れるなら晩秋から早春までお薦めです。(写真的には殺風景ですが。)
雪が軽く降っているときがいいかも。(実は個人的に狙っています。)
2010.3.7撮影 Panasonic LUMIX DMC-G1 CASIO EXILIM EX-H10