数鹿流ヶ滝
滝周辺は少し紅葉していました | 滝口 | |
別の角度から(といってもあまり変わりませんが) | 木立のトンネルの向こうに |
滝壺は巨大(水量が多い時はどれほどのものか、、。)
滝の標識と駐車場(牛が目印) | 滝見道入口 | |
滝の説明板と滝 | 展望所のあった祠と歌碑 |
熊本県阿蘇郡南阿蘇郡立野にある「数鹿流ヶ滝」です。
落差60m。巨大な大釜を持つ、スケールの大きな直瀑です。
その昔、狩人に追われた数頭の鹿が川に逃げ込み、この滝に落ちたことが名の由来。
ここから落ちたら助からんだろうなぁ、、。
でも、滝のスケールからすると滝壺はあまりにも大釜過ぎで、
増水した時はどれほどの豪瀑になるのでしょうか? ぜひ見てみたいものです。
この滝の下流には別の川に懸かる「鮎返りの滝」があり、
大昔には、2つの滝が同じ場所にあり、それぞれが大地を侵食して後退していったそうです。
そう考えると、ますますスケールの大きな話だなと思います。
滝へは、国道57号線を熊本市内から阿蘇方面へ進みます。
「阿蘇大橋」交差点で国道325号線と合流すると、そのすぐ先に写真の駐車場があります。
(写真は、熊本方面を向いています。写真奥が国道交差点です。)
駐車場からは、国道沿いの舗装された遊歩道を約5分で展望所に着きます。
展望所には、2ヶ所滝を観ることができるポイントがありますが、
かなり遠望なのでどちらも角度的には差がありませんね。
なお、展望所脇には、滝をライトアップするライトが格納されているコンクリート製の小屋があり、
その小屋の先には、支流から流れ込む「白糸の滝」が見えますので、
そちらもよい滝なので、ぜひ見落さないように。
2012.11.23撮影 Panasonic LUMIX DMC-GH1 Canon PowerShot S100