根尾の滝
下流より遠望 | 滝壺 | |
滝上部 | 滝前の展望所より(右岸の岩が、、。) |
滝脇の絶壁と紅葉
紅葉が綺麗でした
滝中段の花崗岩の柱状節理
水量も適量で、紅葉もいい感じでした
滝見道途中の名所
あまどり岩
心太(ところてん)岩 | 根尾の風穴 |
滝見道途中の紅葉
根尾の滝駐車場 | 滝見道入口 | |
つづら(十六)折り入口 | つづら折り | |
吊り橋 | 滝展望所への梯子 |
岐阜県下呂市小坂町落合にある「根尾の滝」です。
落差63m。水が花崗岩の絶壁を切り裂くように流れ落ちる豪快な直瀑です。
この滝は、御嶽山を源にする濁河川本流本流に懸かり、年間を通じて水量は豊かです。
集落から車でかなり入り、そこからさらに1時間近く歩かないとたどり着けない、
まさに秘境の滝と呼ぶにふさわしい滝です。
実際、「日本の滝100選」に選ばれるまでは、遊歩道も整備されておらず、
滝見もかなり困難だったそうです。
今は遊歩道も整備され、かなり訪れやすくなっています。
滝へは、国道41号線を高山市内から下呂市街へと南下します。
矢ヶ野交差点から県道437号線へ、さらに落合から県道441号線と進みます。
県道441号線へ入ってすぐに「ひめしゃがの湯」方面へと右折します。
そこからは一路有名な「厳立公園」を目指します。
「厳立公園」からは、林道へと入ります。
要所要所に案内標識があるので、迷うことはないでしょう。
林道はほぼ未舗装路ですが、比較的走りやすい方で、普通車でも何とか通行可能です。
ただ、駐車場までかなり距離があるのと、道が狭いので、
辿り着くまでにかなりしんどい感じがします。
駐車場は、トイレもあり、比較的整備されています。
そこから徒歩150m先に滝見道入口があります。
滝見道入口から入り100mほどで、谷底へと下っていく「つづら折り」に差し掛かります。
往きはひたすら下るだけなのでよいのですが、帰りはかなりしんどい場所です。
谷へ下るとすぐに写真の吊り橋があり、右岸へと渡ります。
右岸に渡ると所々アップダウンのある山道が続きます。
滝までのほぼ中間地点に、初夏にはイワツバメの営巣が見られるという
「あまどり岩」の展望所があります。(道中唯一の休憩ポイントです。)
「あまどり岩」からは、特にしんどい部分はありませんが、
2ヶ所ほど道が崩落している部分があり、一応道が切り直されていますが、
踏み跡程度なので気をつけてください。
やがて河原に下ると滝が見えてきて、右岸を進むと遠望できるポイントに着きます。
ここまで入口から2.2km、徒歩50分くらいかかりました。
遠望ポイントからは滝壺が見えず、周りの景色との関係からか、
落差が約40mほどに見えます。(一分滝下が見えないから?)
そこから、岩場に取り付けられた梯子を使って進むと、滝前の展望所へと辿り着きます。
そこからだと滝も大きく見え、文字通り落差63mの大滝です。
やや危険でスリルもありますが、展望所へ行かれることをお薦めします。
ただし、水量が多い時は、河原が水没するため、展望所へ行けなくなることもあるそうです。
そこから滝壺までは沢シューズがあれば何とか行けそうですが、
川の中に生えている藻が大変滑りやすいため、けっこう危険です。
ホージローは、普通のマリンブーツだったため、危険と思い諦めました。
行かれる場合は、自己責任でお願いします。
2012.11.4撮影 Panasonic LUMIX DMC-G3 Canon PowerShot S100