ソロ・キャンプ(2016.7.30-31)
大茅オートキャンプ場





ホージローのソロ・キャンプ第39弾は、
避暑目的で山キャンプをしようと、
岡山県英田郡西粟倉村大茅にある
大茅オートキャンプ場を訪れました。
トラブル続発でハラハラだった
ソロ・キャンプの様子を紹介します。



このキャンプ場は、道の駅「あわくらんど」2Fにある
「あわくらグリーンリゾート」が管理しており、
予約、受付は、ここでします。
キャンプ場到着は14:30。
ここがキャンプ場入口です。
案内板の先を右折します。
実は、このキャンプ場は、
冬場はスキー場になっています。
よくあるパターンですね。
入口を入ってすぐに写真の変則三叉路があります。
右がオート(流し付)、真ん中がオート(流しなし)、
左の未舗装路を行くと一般サイトです。
ちょっと複雑ですが、
この案内図を見れば分かります。
昔は、だるが峰野営場と言ったんですね。
トイレを済ませて、サイトに向かおうとしたら、
なんと、突然のゲリラ豪雨。(゚Д゚*) !!
わかさ氷ノ山キャンプ場を思い出すなぁ、、。
雨はなかなか止まず、予約していた
一般キャンプサイトは荷運びが無理だったので、
管理会社に電話して、オートに変更しました。
ということで、今回はオート6番を借りました。
雨の止み間に素早く設営。さすがワンタッチ。
でも、このあとさらなるトラブルが、、。
とりあえず何とか設営も終わり、
雨が止むまで恒例の園内散策。
ここは管理棟。といっても無人です。
ここには自販機があります。
これはありがたいですね。
ただし、ゴミ箱はないです。
その隣にあるトイレ・更衣室棟。
ここのトイレは洋式水洗です。
オートの下段利用者はココが便利です。
さらにその隣にあるシャワー棟。
しかし、ここは現在利用不可。
かわりに近くの温泉割引券がもらえます。
ここは最下段の流し付きオートサイト。4000円
数は少なく4サイトです。でも、利用者なし。
結果的には、ここに変更すればよかったのですが。
その理由がこのオートサイト用炊事棟。
夕方に分かったのですが、水が出ない!
管理会社には、時間外で電話通じず、、。
一般キャンプサイト脇のもう1つの炊事棟。
ここも水が出ず使えませんでした。
奥にあるのは避難小屋(施錠されていました)。
その下にある一般サイト用トイレ棟です。
一般サイト、オート上段利用者はここが便利です。
和洋両方ある水洗式でした。
一般サイトはこんな感じです。1500円。
一応、車も停めてよいとのことでしたが、
ちょっと凸凹しているので、RV向け。利用者なし。
一般サイト脇にある親水デッキ。
小さいけれど滝発見!
ここで初めて喜んだような、、。
ここは、流しなしオートサイト。
計8サイトありますがホージロー以外利用者なし。
ということは、夏休みの土曜なのに、完全ボッチ。
オートサイトの良い点は、
電源があること。(利用料込)
でも、これで3500円は高くない?
散策していたら雨も止み、
荷物を搬入して、前室設営完了
ここからは何とか上手くいくかな。
時間も押してきたので、夕食準備。
今日は、岡山県産加茂牛の鉄板焼肉。
カレーはなぜかハワイアンフルーツカレー。
あっという間に出来上がり。
まぁ、いつものように焼いただけだし、、。
でも、けっこう美味しかった。
まったりタイムのメインは、。
道の駅で買った「ひげプリン」とアイスカフェオレ。
ひげのおじさんが売ってたからこの名前?
日が暮れてガスがかってきました。
ここで、炊事棟の水が出ないことに気づきました。
結局、オートサイトの流しを利用しました。
夜のテントサイト。
炊事棟の灯り以外なし。
予想外のボッチなので、けっこうワイルドでした。
朝は、久しぶりのホウジロの声に5時起床。
でも、昨夜、場違いな暴走バイクの爆音で、
何度か起こされたので、眠い。
朝日も射してきて、爽やかです。
気温は21℃。さすがに涼しいです。
やはり夏は高原キャンプですね。
今回の新兵器。
ユニフレームの山クッカー角型。
インスタントラーメンンを割らずに調理できます。
ということで、朝食はもちろんラーメン。
ご飯は、簡単にパックごはんです。
牛乳は、地元産が手に入らず、大山白バラ牛乳。
こんな感じで、ピッタリサイズ。
まさにラーメン専用クッカー!
パッケージングもデッドスペースができなくてGood!
乾燥具材や卵も入れて完成。
(たまごは沈没してしまいました。)
このラーメン、けっこう美味しかったです。
サイトからの眺望。
スキー場ですが、なかなかいい感じでした。
幸いにも熊や鹿、猪などは出ず、小鳥の囀りが木霊する、まさに高原でした。


今回は、初の岡山県で、避暑キャンプと洒落込もうと、
比較的空いていると言われるこのキャンプ場を選びました。
冬場はスキー場になるキャンプ場だけあり、
さすがに涼しかったですね。
でも、高規格なオートサイトがあるのですが、
値段がやや高いためか、夏休みの週末にもかかわらず利用者はゼロでした。
おかげで?のんびりとボッチキャンプをすることができました。
ただ、施設の管理はいかがなものでしょうか?
シャワーは使えず、街灯も全く点かず、炊事棟の水も出ない。
これでは利用者は減ると思います。
この辺りが改善されるならば、
自然を満喫したい方にお薦めできる場所です。


キャンプ場データ

(あくまでも参考までに)

オートサイト 12(シンク付4) 価格 1,500円〜4,000円
チェックイン・アウト 14:00 翌13:00 サイト設備 オートは電源(シンク)
地面(適応ペグ) 芝・草(スチール、鍛造) トイレ 2ヶ所
風呂・シャワー 車で15分に温泉 街灯類 場内に数ヶ所(点灯せず)
ロケーション 山、高原 ペット同伴 不明
焚き火 一部可(器具使用) 予約 0868−79−2330
買い物場所 大原、智頭付近で 観光 登山
備考 シャワー故障中 総合評価 ★★★☆☆

<総評>

受付は、管理会社「あわくらグリーンリゾート」(道の駅あわくらんど2F)で行います。
料金は、一般キャンプサイト1,500円、オート流しなし3,500円(電源込)、
オート流し有4,000円(電源込)とオートとしてはやや高めです。
一般サイトも車乗り入れ可なので、そちらがお得です。
営業期間は、4月25日〜9月30日で、
GWや夏休みも、比較的空いているようなので穴場です。
サイトは、一般が4×7mの区画型、オートがもう少し広めです。
土質は芝ですが、所々石があるようなので、
ペグは鍛造かスチールがよいでしょう。
キャンプ場内には、シャワー棟(使用不可)が1つ、トイレ棟が2つあります。
炊事棟も2カ所ありますが、今回は止水されていました。
それから、管理棟脇に自販機があります。
買い出しは、付近にスーパーやコンビニがないので、
基本的には事前に大原や智頭付近で済ませましょう。
温水シャワーは故障中で、替わりに近くの温泉施設の割引券がもらえます。
携帯は、auは接続が入ったり切れたりしました。
ロケーションは基本的に山ですが、スキー場なので高原風でもあります。
ゴミは、すべて持ち帰りです。
なお、自然たっぷりなキャンプ場なので、
熊や鹿、猪などの野生動物、害虫などに遭遇する可能性があります。
(今回、スズメバチに遭遇しました。)
それが気にならなければ、お薦めできます。
今回は、管理のずさんさが目立ったので、イマイチでしたが、
それらが改善されれば、ソロキャンプにも好適な場所です。
立地的には気に入りましたが、不満点もあったので★3つです。


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