ソロ・キャンプ(2016.2.14-15)
大野アルプスランド





ホージローのソロ・キャンプ第32弾は、
久しぶりの平日休暇がとれたので、
以前から行ってみたかった、
西のソロキャンプの聖地と呼ばれる
猪名川町の「大野(おおや)アルプスランド」に宿泊しました。
ここは大野山の山頂近くにある高原風のキャンプ場で、
大阪、神戸からも近いので人気があります。
しかも、なんと無料キャンプ場です。
聖地でのワイルドで、完全ボッチキャンプの様子を紹介します。



このキャンプ場は行き方に注意が必要なので、
まず、道順から案内します。
ナビ任せでここまではOK! ここを右へ。
ここが要注意ポイント!
ここも右へ進みます。
左へ進むと山頂へ行けません。(一方通行のため)
ここは間違いませんが、
ここから先は一方通行になります。
このキャンプ場へは上りも下りも一方通行です。
アルプスランドやや手前にある
猪名川源流の滝(?)です。
滝とは呼べるかどうか。滝壺は人工物。
ここが駐車場です。到着は14時。
キャンプサイトからやや離れているので、
入口付近で荷物を下ろした方が良いでしょう。
入口の向かいにある避難棟と展示棟(奥)。
基本的にオフシーズンは閉まっています。
避難棟の意味がないような。
今回は、最上段にあるサイトを利用。
このサイトは、「日光寺跡地」だそうです。
比較的、平らでGood!
今回は、新幕のドッペルギャンガーT2−299。
2人用ワンタッチ2ルームテントです。
ちょっと恥ずかしいクレイジーカラーです。
入口付近から見るとこんな場所です。
アルプスランドの中でも最上段のサイトです。
駐車場、入口、トイレに近くて便利。
でも、このサイトを選んだ最大の理由は、
ずばり景観です。
大阪方面が一望できます。
ちょっと雲に霞んでいますが、こんな感じで見えます。
景色重視なら、やはり最上段のここが一番かな。
でも、かなり遠望になりますね。
今回は、寒さ対策として、
イスカのアルファライト1000Xにしました。
でも、キャンプ場の気温は17℃。暑いかも。
予想外に暖かいので、散歩がてら園内散策。
ここはトイレ棟です。循環式水洗トイレです。
和洋式あり、センサーで照明、自動水洗します。
グランドと野外ステージ。
イベント用かな?
ちょっと老朽化が進んでいるような。
ちょっと古めの炊事棟。でも、センサーライト付き
最下段のサイト脇の林の中にあります。
冬季は凍結防止のため水が出ません。
最下段のサイト群。
この辺りは林間サイト風。炊事棟が近くて便利。
でも、駐車場からは一番遠い。
中段サイト群。
林間風の所もあるが、景観はイマイチ。
この奥側は、駐車場からかなり遠い。
ここは無料キャンプ場ですが、
自販機があります。
これは便利です。ホットな飲み物がうれしい。
自販機脇に捨てられていたガスボンベ。
こういうことをする人。もう少し考えて!
有料化、閉鎖など、必ず自分に返ってきますよ。
ここは大野山山頂。
標高753m。キャンプ場から徒歩10分。
なかなかの眺望ですが、天気がイマイチでした。
キャンプ場すぐ脇にある「猪名川天文台」です。
天文台だけあり大野山よりも展望が良い。
木〜日曜日のみ営業。大人200円。
天文台から見た大阪梅田方面。
かなり霞んでいるので分かりにくいですが、
やや右の方に、「あべのハルカス」が見えるらしい、、。
大野アルプスランド案内図。
巨岩めぐりの案内図もありました。
今回はパスしました。
扉をタープ状にし、少し早めの夕食準備。
これがこのテントの一押しポイントです。
前室も広く、ソロならゆったり。
夕食は、ちょっと豪華にステーキ。
カレーは無印良品のフォンドボーカレー。
でも、変わり映えはしませんね。
夕食完成。(まだ5時前ですが、、。)
この時間になると気温も10℃。
たくさんおられたデイキャンパーも撤収。
いつものまったりタイム。
このころには誰もいなくなり、完全ボッチ!
やはり、日曜の夜は泊まるやつはいないか。
気温もさらに下がり6℃。
ここでガスピアを投入。
急激な気温の変化です。10℃以上下がりました。
陽も完全に暮れ、灯りは天文台の街灯のみ。
幻想的ですが、ちょっと暗いですね。
少し小雨も降り、霧がかってきました。
テントサイトの灯りは、ホージローのテントのみ。
気温もさらに下がって4℃。
ちょっと早いけど、テントに引きこもろうかな。
しかし、今回の一番の目的である夜景を見ないと!
かなりガスがかっていますが、何とか見えました。
でも、この後すぐに雲がかかり完全に見えなくなりました。(残念)
夜はかなり気温が下がり、風も吹いて大荒れ。
夜中にはみぞれ交じりになりました。
しかも、鹿たちが闊歩していて賑やかでした。
朝の気温は、なんと1.8℃。
シュラフをアルファライトにして正解でした。
昨日から15度も下がりました。
寒いけど、前室にて朝食準備。
ガスピアのおかげで、外よりはマシです。
今日はちょっとシンプル?
というか、洗いものができないので、
ベーコン焼くのを止めました。
水道が×だったのは痛かった。
朝食を終え、撤収を始めていたら、
なんと雪が降り始めました。
まだテントを片づけていないのに、、。
雪に濡れながら何とか撤収を終えると、
辺りはご覧のような雪景色。
気温もさらに下がって0℃になりました。(笑)


以前から行ってみたかったこのキャンプ場ですが、
普段から人が多いというので、平日休暇が取れたのを機に、
やっと訪れることができました。
ソロキャンプの西の聖地と呼ばれるだけあり、
ロケーションはよく、設備も一通りそろっていました。
しかし、天候に恵まれず、せっかくの眺望がイマイチだったのは残念でした。
やはり季節が悪かったかな。
暴風警報の中、ボッチキャンプになり、
相手をしてくれるのは鹿と小鳥のみ。
ある意味で、聖地らしいキャンプを満喫できました。(笑)


キャンプ場データ

(あくまでも参考までに)

オートサイト なし 価格 無料
チェックイン・アウト フリー サイト設備 なし
地面(適応ペグ) 芝(何でもOK) トイレ 1ヶ所(循環式水洗)
風呂・シャワー なし 街灯類 なし(天文台誘導灯のみ)
ロケーション 山・高原 ペット同伴 可(要鎖)
焚き火 直火不可 予約 先着
買い物場所 近くになし 観光 登山、天文台など
備考 冬季水道使用不可 総合評価 ★★★★☆

<総評>

料金は無料です。
正式サイトは、区画されていますが、ほぼフリーです。
設備は、避難棟、トイレ、炊事棟、自販機があります。
予約は不要で、先着順になります。
人気のあるキャンプ場のため、よい場所を確保したければ、
早めに到着した方が良いでしょう。
ゴミは、もちろん持ち帰りです。(不法投棄がけっこう見られました)
焚き火は直火不可のはずですが、焚き火跡はありました。
芝サイトが多いので、必ず器具を使用しましょう。
土質は芝で、サイトの地面は意外とやわらかいので、
ペグは何でもいけますが、Vペグ、Xペグなどがベストです。
トイレは循環水洗式で、センサーにより自動水洗されます。
近くにスーパー等はなく、食材は、あらかじめ買ってきた方がよいでしょう。
携帯は、auはつながったり、切れたりでした。入りづらいようです。
ロケーションは山、高原風で、眺望はよいです。
園内には街灯がなく、ライトは必須です。
また、場所がら時折強い風が吹くことがあるので、
その対策も忘れないようにしましょう。
観光としては、やはり登山や天文台での星観察がメインでしょう。
営業期間は通年ですが、GWや夏休み期間はかなり混むようです。
冬季は比較的空いていますが、凍結防止のため水道が使えません。
また、場所柄、野生動物は多く、特に夜間になると鹿が闊歩しています。
そういう意味では、かなりワイルドなキャンプ場です。
(峰山高原キャンプ場を思い出しました。)
眺望がよく、一通り設備も整い、しかも無料!
人が多い、駐車場から遠いなど、マイナス要素もありますが、
総合的にはよいキャンプ場だと思います。
「西の聖地」と呼ばれるのは、阪神地区から近いからかな?
個人的には、もっとよいところもあると思いますが、、。
よって個人的な好みの問題ですが、★4つとします。



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