ソロ・キャンプ(2015.8.17-18)
柳茶屋キャンプ場





ホージローのソロ・キャンプ第25弾は、
鳥取市無料キャンプ場である
「柳茶屋キャンプ場」に宿泊しました。
ここは以前から行ってみたかったキャンプ場で、
土日はけっこう賑わうらしいので、
平日休暇が取れたのを機に訪れてみました。
鳥取砂丘の傍でのソロ・キャンプの様子を紹介します。



ここがキャンプ場入口です。
キャンプ場到着は15時00分。
しかし、この日は、14時過ぎまで大雨でした。
キャンプ場入口には受付がありますが、
ここは受付ではありません。
隣のサイクリングターミナル「砂丘の家」へ。
ここが受付をする「砂丘の家」です。
文字通りツーリングの方に向けた
簡易宿泊施設です。
今回は雨予報だったので、
テントは雨キャンプ恒例のドッペルT3。
サイトはフリーなので入口近に。
ドッペルなので、設営もすぐに終わり、
恒例の園内・周辺散策です。
ここは乗り入れ禁止。駐車場はやや狭め。
駐車場すぐ脇にあるトイレ棟です。
ここは無料キャンプ場としては珍しく、
水洗トイレで自販機もあります。
ここは炊事棟。2棟あります。
設備も比較的新しく、広めです。
ただし、水道の蛇口は各4つずつと少なめ。
ここは炊事棟脇の薪小屋です。
薪(廃材)は、ここのものを利用できます。
余った薪もここに置いていいみたいです。
ここはバーベキュー棟です。
ちょうど若者グループが利用中でしたが、
車を乗り入れていて注意されていました。
バーベキュー棟の中の様子。
若者グループは、綺麗に掃除をして返った模様。
注意も素直に聞いていたし、悪い人ではないね。
なぜか掲揚柱が3本あります。
祝日に日の丸でも上げるのかな?
空も晴れ間が見えてきました。
ここの驚きポイント。ゴミステーション。
そう、ここは無料キャンプ場なのに、
なんと、ゴミの回収をしてもらえます。
ただし、利用者のマナーは問題です。
この手のゴミは、自宅で処分。モラル低いよ。
ゴミの分別もきちんとしよう。
利用者への告知板。
注意事項は必ず守ろう。守られないと、
有料化や閉鎖など、必ず自分に返ってきますよ。
砂丘の案内板。
キャンプ場のすぐ脇は鳥取砂丘です。
なんと徒歩5分で行けます。
砂丘入口にある「一理松」です。
樹齢150年超える立派なクロマツです。
枝ぶりのよい松が2本あります。
こちらも入口にある句碑。
有島武郎の詩が彫られています。
入口付近はちょっと公園風です。
いよいよ砂丘へ。よく見る風景と違いますね。
こちらは砂丘の西の端になります。
よく丘のように見える第2砂丘群は↓のところ。
それでもこの広大な景色。まさに絶景です。
こちらから見ると、海や山々もよく見えて、彩がいいですね。
日本ではない場所にいるみたいな感じがします。
砂丘にできた風紋。
綺麗な波状の模様ができていました。
歩くのがちょっともったいないなぁ。
空には巻積雲が。
俗に「うろこ雲」「いわし雲」「さば雲」と言われる。
この雲を見ると夏の終わりを感じるなぁ。
風が涼しくてぶらついていたら、
もう6時を回っている!急いで夕食準備。
今日は鶏肉ピーマン炒めとスープカレー。
出来上がり。今日は安上がりなメニューです。
総額700円ほどかな。
しかし、ご飯が多すぎてスープカレーじゃないな。
恒例のまったりタイムです。
今日は、雨上がりのせいか気温は22℃。
なんと前回の氷ノ山キャンプ場と同じです。
夜のテントサイト。
涼しいせいか、ランタンの灯りで読書を楽しみ、
気づけば、10時過ぎ。10時半ごろ就寝しました。
朝のキャンプ場。朝は5時30分起床。
ツーリングの方が多いせいか、皆さん早起き。
夕方にバイクや自転車の方が何組か増えました。
ちょっと分かりにくいですが、気温21℃。
涼しい朝です。
そろそろ朝食準備をしようかな。
朝食は定番メニュー。
今回はコンビニで揃えました。
定番と言うより、変わり映えしないだけですね。
でも、鳥取なので白バラ牛乳は外せない。
我ながら妙なところにこだわりが、、。
朝フルーツはマンゴー。缶詰だけどね。
朝食をとっていたら野良猫が、、。
そういえば夜中も泣いていたなぁ。
食材管理やゴミの始末はしっかりと。
昨日と打って変わって、雲1つ無い晴天。
陽が射すのを待って、テントを乾かし、
10時過ぎに撤収しました。


今回のキャンプは、久しぶりのゆったりソロ・キャンプになりました。
今回も夏季休暇をとり、月、火の日程になったせいか、
土日は賑わうこのキャンプ場も宿泊者は少なめでした。
それでも、ファミリーやバイクツーリング、バックパッカーなど、
気がつけば10組ぐらいのキャンパーがいました。
驚いたのは、なんと外国人のキャンパーが、しかも3組もありました。
さすが、人気のあるキャンプ場。国際的ですね。
キャンプ場は、設備も綺麗で、松林の林間サイトなので、
どちらかと言えばソロ向きなのですが、孤独感は薄いですね。
季節や時期を選べば、ソロキャンプでもお薦めできる場所です。


キャンプ場データ

(あくまでも参考までに)

オートサイト なし 価格 無料
チェックイン・アウト フリー サイト設備 なし
地面(適応ペグ) 砂(Vペグ、プラペグ) トイレ 1ヶ所
風呂・シャワー なし 街灯類 場内に数ヶ所
ロケーション 林間 ペット同伴 放し飼い不可
焚き火 直火可? 予約 先着
買い物場所 鳥取市内で 観光 鳥取砂丘、こどもの国
備考 自販機、ゴミ回収有 総合評価 ★★★★☆

<総評>

何と言っても料金は、無料です!
サイトは、完全フリーですが、傾斜地や窪地もあるので、
雨天を考えれば、設営場所には注意が必要です。
立木も多いので、大型テントやタープを張るには場所が限られます。
(そういう意味でも、ソロやツーリングキャンパー向けです。)
しかし、炊事棟が2ヶ所、水洗トイレ棟やBBQ棟もあり、
さらには飲み物の自販機もあります。(アルコールは無し)
無料キャンプ場としては、設備的には充実しています。
予約は不要で、先着順になります。
けっこう混むことがあるので、ツーリングなどで遅くにチェックインする方は、
電話で受付のある「砂丘の家」に空き状況を訪ねた方が良いでしょう。
ゴミは、回収してもらえますが、分別やルールは守りましょう。
(きちっとできなければ、そのツケはやがて利用者自身に返ってきます。)
焚き火は、痕跡が多かったので、直火もOKかな?(未確認)
しかし、直火をするなら、穴を掘るなど、痕跡を残さないようにしましょう。
ホージローの設営場所にも痕跡がありました。
後始末できないなら、焚き火台を使うか焚き火自体を止める。
(自分さえ楽しければよいというワガママはやめましょう。)
このキャンプ場は、鳥取市内や砂丘に近く、
無料キャンプ場としてはかなり人気があります。
GWや夏休みに限らず、土日はけっこう埋まっているようです。
平日や冬場なら、好条件のキャンプ場です。
日中は、隣の「こどもの国」の放送や車の音がやや気になりますが、
夜は静かなので、のんびりしたいソロ・キャンプにもお薦めできます。
土質は砂地で、けっこうやわらかいので、
ペグはVペグやXペグ、プラペグなどがいいでしょう。
トイレは和・洋式の水洗で、よく手入れされています。
食材は、車で5分ほどに鳥取の街があるので、そこで買うとよいでしょう。
携帯は、問題なくつながります。
ロケーションは松林の林間で、海が近いせいか風があり、朝夕は涼しいです。
園内には街灯が数ヶ所ありますが、
基本的には暗く、足元も悪いので、ライトは必須です。
観光としては、やはり鳥取砂丘、ファミリーなら「こどもの国」がいいでしょう。
営業期間は通年ですが、冬は降雪地域なので、それなりの対策を。
無料キャンプ場ですが、市街地に近く孤独感はやや薄いです。
混雑時期を避ければ、ソロキャンプにもよさそうです。よって★4つとします。



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