ソロ・キャンプ(2015.4.11-12)
大師山自然公園
キャンプ場





ホージローのソロ・キャンプ第9弾は、
初体験の無料キャンプ場で、
エコノミー・ソロ・キャンプです。
今回は、かつての職場近くにある、
豊岡市引野の「大師山自然公園キャンプ場」です。
桜の名所でのお花見キャンプ。
ちょっぴりワイルドなソロ・キャンプの様子を紹介します。



このキャンプ場は、道に迷う人が多いので、
まずは道案内から。
市街から来ると最初にある案内板1(左へ)。
下引野バス停の先にある案内板2。
こちらから入る場合は、矢印のイメージで。
左に曲がった突き当りを右へ。
地区内の分岐(ここを左の農道へ)
案内板1、2どちらから入ってもここへ来ます。
標識はたくさんありますが、やや分かりづらい。
この害獣除けゲートを開けて進みます。
開けたら必ず閉めること。
分かりづらいですが、熊出没の注意書が。
キャンプ場到着は5:30(やばい日暮れが)
今回は、高台の管理棟付近に設営。
ここは桜の名所。花見的にいきます。
今回のテントはコールマン。
ライトウエイトでいきます。
何とか日の当たるうちに設営完了。
前室をタープ的にしていたら日没。
ぎりぎりだったね。(6:00過ぎました)
荷物を搬入していたら真っ暗になりました。
夕食もややエコノミーに。
割引品トルティーヤに鶏のせせり、
100円野菜に格安レトルトカレー。
夕食完成。総額約700円
肉が高かった。最近、高いよね。
夕食後は冷え込んだ(8℃)ので、即就寝。
熊は出ませんでしたが、鹿の鳴き声がうるさく、
朝は4:45に目が覚めました。
明るくなってから外に出ると、寒い。
久しぶりの冷え込みで、気温は5℃。
夜露で、車もテントもべっとり。
でも、桜は綺麗!
朝食は、いつもの感じで。
朝食の合計は500円弱。
牛乳を抜けばもう少し安くなるかな。
今回の新兵器。
ユニフレームのミニロースターと、
Jack★tarのミニテーブルS。
やっとパンがうまく焼けた。
テーブルも高さが調理にピッタリ。
だいたい不満は解消できたかな。
いつもならここで撤収ですが、
今回は、到着が遅かったので、
ここで園内紹介です。ここは桜が多い。
管理棟奥にある炊事棟。
今回は、ここを利用しました。
照明もあります。
管理棟脇トイレ。
ここは水洗ではなく、汲み取り式です。
トイレットペーパーがないことが多いです。
管理棟。
鍵がかかっており入れませんが、
入口に消火器があります。
高台にあるもう1つの炊事棟。
見晴らしはよいです。
管理棟脇の階段を上がった所にあります。
中はこんな感じで、団らんにも使えます。
でも、この周辺のサイトは斜面で使いにくいです。
悪天候時の避難所に使えるかな?
ここは、下のトイレ。
夏場は草が茂るので、使いにくいです。
下の広場からは近いです。
下の広場。ここはオートサイト的に使えます。
今回は、自転車ツーリングの方がおられました。
炊事棟が遠いのが難点です。(奥の高台)
広場脇にある水道。
一応、水道はあります。
このキャンプ場は簡易水道なので、飲用不可。
これは階段状のサイトではなく、全て古墳です。
この公園周辺には、何十基もの古墳があります。
実は古墳公園でもあるのです。
このような説明板もあります。
考古学マニアなキャンパーにはたまらない。
そんな人いるのかな?。
大師堂(弘法大師ゆかりの場所です)。
大師山自然公園の名前の由来にもなっています。
「大師山さくらまつり」の会場にもなります。
中山遊歩道登山口。
ここから近隣の山を散策する遊歩道です。
今回は途中まで登ってみます。
遊歩道脇にはこのような石仏がたくさんあります。
西国八十八カ所巡りを再現しています。
やはり信仰の地ですね。
展望所にある大師像。
ここから豊岡を眺めているように佇んでいます。
遊歩道はまだまだ続きます。
展望所からの眺め。
なかなかの眺めです。
それにしても桜が多い。満開ならさぞ綺麗でしょう。
来日山。(右手に見えます)
ここから見る雲海は綺麗です。
その手前は豊岡市街。
矢次山。(正面に見えます)
昨日は、ここに登っていました。
山頂近くまで林道があり、初心者向けです。
大岡山。(左手に見えます)
なだらかなお椀をひっくり返したような山です。
こちらは日高方面です。
キャンプファイア広場。
キャンプ場中段にあります。
ここはすり鉢状に傾斜しています。
案内板です。
少し古くて読みづらいです。
キャンプ場ができたのは20年以上前です。
大師山自然公園遠望。
山の中腹にあります。
桜のシーズンには、山肌が桃色になります。


今回は、初めての無料キャンプ場体験だったので、
豊岡市内からも近いこのキャンプ場にしました。
この日は、矢次山に登山をした後だったので、
日没ギリギリの到着でした。
課題のコストダウンは、少しできましたが、もう少し安く上げたいかな。
また次回のお楽しみに、、。
それにしても肉が高い!円安で飼料代が上がっているせいです。
給料は上がらず、税金は増え、何かと庶民には厳しいアベノミクスです。



キャンプ場データ

(あくまでも参考までに)

オートサイト 一部可能 価格 無料
チェックイン・アウト フリー サイト設備 なし
地面(適応ペグ) 芝(スチール推奨) トイレ 場内2ヶ所
風呂・シャワー なし 街灯類 場内に数ヶ所
ロケーション 里山・公園 ペット同伴 可(マナーは守って)
焚き火 不明(不可かな?) 予約 0796-23-1111
買い物場所 市街地にスーパー 観光 花見・ハイキング
備考 水などは持参 総合評価 ★★★★☆

<総評>

料金は、無料!
ここは、キャンプ場としてはやや古いですが、設備は整っています。
実は、先週、ここで恒例の「大師山さくらまつり」が開かれていたので、
トイレ等もきれいに掃除されており、比較的好条件でした。
夏場などは、草が生い茂り、条件はやや悪くなります。
また、ここの水道は、簡易水道のため、飲料用水としては使えません。
煮沸すれば大丈夫かな?。(お薦めしませんが、、。)
できれば、持参されることをお薦めします。
また、入口にフェンスがあるように、野生動物が頻繁に出てきます。
この日も鹿の姿は目撃しました。
時には熊も現れることがあるので、対策は必要です。(特に夏から秋)。
風鈴やラジオ、点滅ライトなどが効果があります。
また、炊事棟やテント周りに生ごみを置かないようにしましょう。
使用に当たっては、豊岡市の都市整備課に連絡します。
ソロ・キャンプには、通年を通してお薦めできますが、
時折、行事等が開かれるので、確認してください。
基本的にフリーサイトですが、広場や管理棟付近ならオートサイトとして利用できます。
地面は概ね芝ですが、一部土が露出している所もあります。
ペグは、スチールがベストですが、VペグやプラペグでもOKです。
トイレは、2ヶ所ありますが、汲み取り式です。
(トイレットペーパーはないことが多いので、持参してください。)
炊事棟も2ヶ所ありますが、広場からは遠いです。
もちろん風呂等はなく、車で15分の出石に温泉があります
自動販売機等はないので、全て持込になります。
食材は、市街地にスーパーが複数あります。
携帯は、全キャリア問題なくつながります。
ロケーションは、基本的に里山公園風ですが、自然さはあります。
園内には多数の古墳や石仏があり、考古学的なスポットでもあります。
無料キャンプ場なので、基本的には何かと不便ですが、
一通り設備も整い、適度に孤独感を味わえるので、
ホージロー的には、★4つです。



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